マンション管理組合として、超高齢化社会へどう備えるか。枚方マンション管理組合連合会の交流会に参加させていただきました。

2021/11/27

枚方市議会議員の奥野みかです。

今日は、NPO法人 枚方マンション管理組合連合会の交流会にお誘いいただき、お試し参加させていただきました。

今日のテーマは「超高齢社会への備え」でした。

第1部は、超高齢社会を迎え、マンション住民も高齢化する中、日常生活においても、災害時においても、安心して住み続けるため、管理組合ができることは何か、公的な支援にはどのようなものがあるか、民間企業による高齢者見守りサポート等の事例の紹介という進行でした。

建物の老朽化と高齢化の「二つの老い」~マンション管理に潜む リスクの認識は待ったなしという状況です。今日の交流会では、高齢化への対応が取り上げられていました。
管理組合にとっては、役員のなり手不足の問題だけでなく、孤独死や滞納などの対応も必要となっているのが現状で、住民情報の把握や有用な情報の提供等、管理組合として高齢化への対応も進めていかなければいけないという話はとても興味深いものでした。

第2部は「なんでも相談会」で、マンションにおけるコロナ感染防止対策(消毒液の設置、エレベーターボタンの消毒、ゲストルーム等)、車両の管理・保全について(大型バイク、防犯カメラ等)、消防訓練・避難訓練の実際(AED救命講習、備蓄米の試食、消火器訓練、負傷者運搬訓練、地震体験車、ベランダ仕切り板蹴破り訓練等)、災害時対策(マンホールトイレの活用、ライフラインチェックマニュアル、労住まきのハイツ防災マニュアル等)、貯水槽の管理、居住者名簿の取り扱い等々、たくさんの情報交換・意見交換・経験交換が活発に行われていました。
私自身もマンションの住民でもあり、とても勉強になりました。今日は参加させていただき、ありがとうございました。

今日、摂南大学 理工学部 住環境デザイン学科 山根研究室の山根聡子先生も、私同様、お試し参加をされていました。
枚方マンション管理組合連合会さんにご協力いただき、研究室では、「マンションにおけるコミュニティ形成および再生に向けた将来意向に関するアンケート調査」を行われたとのことでした。コミュニティ活動の在り方の考察、また、建物の老朽化や設備陳腐化等、マンションの高経年化が進む中でのマンション再生に対する意向等についての調査・分析を目的とする調査のようですが、調査結果を共有する中で、持続可能な住まい・まちづくりに向けての取り組みが進めばいいですね。

 


■超高齢社会へ管理組合として備える(※配布資料より抜粋)

1.管理組合ができること

・居住者名簿の作成管理
・公的な高齢者サービスの活用の提案
・防災・防犯・災害時の支援
・日常生活上の支援
・役員のなり手不足・管理組合活動への関心の維持への対応
・コミュニティ形成をはかる
・自治会
・その他課題

2.高齢者への支援事業(※「高齢者サービス利用の手引き」より抜粋)

・地域包括支援センター(高齢者サポートセンター)
・在宅医療
・緊急通報装置の貸与
・緊急通報装置の利用にかかる鍵保管及び協力員代行(深夜帯等における手助け)
・ひとり暮らしの方への定期連絡
・ひらかた高齢者SOSキーホルダーの配付
・ふれあいサポート収集
・大型ごみ持ち出しサポート収集
・ひらかた安心カプセル
・車いすの短期貸出
・枚方市ボランティアセンター
・災害情報自動音声配信
・オレンジ初期集中支援チーム
・成年後見制度

高齢者サービス利用の手引き(枚方市ホームページ)はこちらから。

3.民間サービス(介護事業者、民間企業)

・(事例)高齢者見守りサービス(HOME ALSOK みまもりサポート)

 


 

▶ 9月の議会で質問した「マンションの管理の適正化の推進について」はこちらから。

マンションの管理の適正化の推進について区分所有者の高齢化、若年層の減少の他、空き室や賃貸などによる非居住化の進展、管理組合の担い手不足等、マンション管理のリスクは喫緊の課題となっています。昨年6月、適切な管理を行政も後押しする「改正マンション管理適正化法」が成立しました。法改正の目的を踏まえた施策の具体化を要望しました。

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