人権と地域課題解決に向けた「まちづくり」を地方政治のど真ん中に据えて取り組む!「おおさかヒューマンライツ自治体議員の会」が、2020年2月22日に結成されました。

2020/02/22

2月22日、「おおさかヒューマンライツ自治体議員の会」の結成集会に出席しました。

国連のSDGsの掲げる17の目標も「人権」をベースとしており、人権は国際的にも普遍的な価値となっています。にもかかわらず、足元に目を向けると、人の命や人権を軽視する事件は相次いで発生していますし、子どもの貧困、ひとり親家庭の貧困、8050問題、非正規労働者の増加による格差の拡大、社会の分断と孤立化、自己責任論等々、社会全体として解決していくべき課題は山積…。
「我が事・丸ごと」地域共生社会の実現に向け、断らない相談体制の確立、さまざまな課題を抱えた人たちが包摂される支援の仕組みづくり、多様な一人ひとりの誰もが居場所と出番がある地域づくり等々、差別撤廃に向けた具体的な取り組みについて、地方政治の役割が求められています。
会の結成にあたっては、人権と地域の課題解決に向けた「まちづくり」を地方政治のど真ん中にすえて、総花的な人権ではなく、各論に踏み込んだ人権課題の解決に向けた施策の推進に党派を超えてともに取り組んでいこう、そんな志を共有しました。

記念講演は、参議院議員の嘉田由紀子さん。「地方自治体における人権施策・地域課題解決に向けた地方議員の役割・期待について~チームしがの活動を通じて」をテーマをするお話を聞かせていただきました。
くらしことばで伝えていこう。見える化と自分化。~とても大切な気づきもいただきました。

 

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