卒業・卒園、おめでとうございます。どんなときにも、自分を大切に、自分を好きでいてください。一人ひとり、「いま」を輝いて生きていくことができるよう、心より願っています。

2025/03/19

枚方市議会議員の奥野みかです

2019年度の卒業式(2020年3月)以降、新型コロナウイルス感染症の感染拡大への対応から学校園における式典は縮小開催となっていましたので、私は、昨年度の卒業式(2024年3月)に初めて来賓(市議会議員)として臨席させていただきました。その際は、議員、校区コミュニティ協議会会長、学校評議員くらいでしたが、今年度(2025年3月)は、地域の多くの皆さんと一緒にお祝いをさせていただくことになった卒業式でした。

3月14日(金)は、枚方市立枚方中学校の第55回卒業証書授与式。194名の卒業生の旅立ちです。
3年間のさまざまな軌跡、その時々の心の動きを伝えてくれた卒業生代表2人による卒業のことばに心を打たれました。さまざまな思いを重ね合わせて、涙する子どもたちも少なくありませんでした。いま、それぞれが精一杯輝いている皆さんの旅立ちの姿を見送らせていただくことができ、本当によかったです。

人の尊さは、ただこの世に生まれてきたこと、そのものにあります。
いま、ここにいること、それだけで、あなたは尊い。
だから、どうか、どんなときも、自分を大切にしてください。
それぞれのちがいを認め合いながら、
一人ひとり、今日、持てる力で、いまを輝いて生きていってください。

心より応援しています。
ご卒業おめでとうございます。

以下は、西村英理校長先生の式辞です。
「人間尊重。変化に対応しながらも、楽しみながら、自分らしさを出していく。そのように、したたかに対応することで、人間らしく自分らしく豊かに生きていってください。」
「利他の心について。厳しい差別との闘いをしてきたネルソンマンデラさんは、自分たちの国が自由になるだけでは、本当の幸せは来ていない。私の理想は世界中の差別をなくすことであるとして、差別解消について世界中に訴えていったそうです。」
「目先の利益、利己的、自分ファースト、自国優先を主張する人の声が大きくなり、忙しさの中、効率化も求められていますが、ときに立ち止まり、自分やまわりのことを考える、そんなまわり道や余白が必要ではないか。答えのない問いを考えるには余白が必要です。余白のある、みんなが生きやすい未来にしていってください。」

在校生の送ることばもよかったです。
最後の卒業生が心をあわせて歌った「正解」の合唱にも感動しました。

~答えがある問いばかりを 教わってきたよ だけど明日からは
僕だけの正解をいざ 探しにゆくんだ また逢う日まで~

制限時間は あなたのこれからの人生
解答用紙は あなたのこれからの人生
答え合わせの 時に私はもういない
だから 採点基準は あなたのこれからの人生
「よ~い、はじめ」

 

 

枚方中学校のブログにも卒業式の報告が掲載されています。

 


 

3月18日(火)は、枚方市立枚方第二小学校の第69回卒業証書授与式。83名の皆さんの卒業です。
ご卒業おめでとうございます。
保護者の皆さまもおめでとうございます。

一人ひとり、中学校で張ろうと思うことや、自分の願い、将来の目標等を壇上で発表した後、坂本雅人校長先生から卒業証書を受け取っていました。

思い思いの衣装に身を包んでいた子どもたちでした。卒業生の門出を、心より応援しています。
5年生から卒業する6年生に送ることば、6年生の振り返りとこれからの思い。
合唱「旅立ちの日に」にも心を動かされました。

どうか、どんなときも、自分を大切に、自分のことを好きでいてください。
そんな一人ひとりのちがいを認め合いながら、
今日、持てる力で、いまを輝いて生きていってください。

「旅立ちの日に」より~

勇気を翼に込めて 希望の風に乗り
この広い大空に 夢を託して

今 別れの時 飛び立とう 未来信じて
はずむ 若い力 信じて
この広い この広い 大空に

 

枚方第二小学校のブログに前日準備のことが載っていました。以下は、昨年度の卒業式の様子です。

 


 

3月15日(金)は、枚方市立枚方幼稚園の第88回卒園式。30名の皆さんの卒園です。
ご卒園おめでとうございます。

一人ひとり、台の上に立って、幼稚園で、楽しかったことや頑張ったことを発表して、
その後、園長先生の前に向かい、修了証を受け取っていました。
いつもとは違う雰囲気の中、緊張しながらも、みんな、とってもいい表情で頑張っていました。
保護者の皆さまの思いもひとしおでしょう。

4月からはピカピカの小学1年生ですね。枚方第二小学校には4名、枚方小学校には22名が入学となるようです。
みんなのこと、心から応援しています。

^