大阪市廃止・特別区設置の住民投票は、10月12日に告示、今日、11月1日が投票です。

大阪市を廃止し特別区を設置することについて賛成の場合は「賛成」、大阪市を廃止し特別区を設置することについて反対の場合は「反対」を投票用紙に記載することになります。
大阪市を廃止してしまうと元の大阪市に戻す法律かありません。「一回やってみたらええやん｣では後戻りできません。魅力的な構想なら他の政令市でも進められるところですが、政令市を廃止しようとする都市は大阪市以外にありません。
コスト高や住民サービス低下の懸念に明確に答えず、市民への説明が不十分なまま住民投票を行うべきではありません。
また、今は、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期すべき時で、政令市廃止の準備や大幅な組織改編を迫られることによる現場の混乱は避けなければならない時であると考えます。
「よう分からん｣｢もう少しちゃんと考えたい｣という人は、ちょっと立ち止まるために、投票用紙に「反対」の記載を！と訴えてきました。

天王寺キューズモール前で大阪市廃止にNO！

天神橋筋商店街（JR天満駅前）で大阪市廃止にNO！

10月17日（土曜日）は、天神橋筋商店街（JR天満駅前）で「大阪市廃止にNO！」 の街頭活動。
辻元清美衆議院議員からの訴えのあと、介護の現場で働く方、 立憲パートナーズの方、 生まれたときからずっと大阪市民なのに「住民投票」の権利はないという在日4世の方が順にスピーチする市民街宣が続き、最後は尾辻かな子衆議院議員の訴えでした。

当日の模様はツイキャスで配信されています。

▶ 立憲民主党大阪府総支部連合会（10月17日）

また、「住民投票」なのに、住民である外国人市民は投票できません。275万大阪市民のうち、約15万人の意思を投票で表すことができないなか、「みんじゅう（みんなで住民投票）」のサイトで、「外国人市民も住民投票！アンケート」の活動が行われています。お知り合いの方がおられれば情報提供をお願いします。11月1日が〆切です。（結果は11月上旬に発表）

▶ みんなで住民投票

「政令市」大阪市を廃止して、4つの特別区を設置するのに「住民投票」が必要なのは、リスクがあるからです。一般の市が中核市、政令市に変わるのに「住民投票」は必要ありません。
住民投票で賛成票が多数となり、大阪市が廃止され、4つの特別区に分割されたら、もう大阪市には戻れません。特別区を市にする法律はありません。
大阪市廃止・分割を問う「住民投票」には「反対」を！

リアルオーサカの街頭活動で大阪市廃止にNO！

10月20日（火曜日）は、市政対策委員長（東淀川区）のおもにし貴文さんとともにリアルオーサカの街頭活動で東淀川区・淀川区をまわりました。

「大阪市ほんまになくしてええの？ わたしらの声聞いてぇな。」で大阪市廃止にNO！

10月25日（日曜日）は、爽やかな秋晴れの日曜日の午後、あべのキューズモール前で「大阪市ほんまになくしてええの？ わたしらの声聞いてぇな。大阪市廃止にNO！」の街頭活動。
市民スピーカーの皆さん、辻元清美衆議院議員、尾辻かな子衆議院議員、岡井すみよ高槻市議が市民へのしっかりとした説明責任を果たすことなく、住民投票が進められていることへの疑問や政令指定都市大阪市が廃止されるってどういうことなん⁉と街頭からの訴えがありました。

「政令市」大阪市を廃止して、4つの特別区を設置するのに「住民投票」が必要なのは、リスクがあるからです。リスクがあるから住民に問うているのです。一般の市が中核市、政令市に変わるのに「住民投票」は必要ありません。政令市を特別区にする法律はありますが、特別区を政令市に戻す法律も、特別区を市にする法律もありません。取り返しがつかないことになってしまいます。

市が市民ニーズに対応するために、独自の判断で使えるお金「裁量的経費」が、現在の1人あたり99,300円から、約60%減の1人あたり33,478円（4区平均）と試算されています。これは、市民サービスの低下につながるのではないでしょうか。

Real Osakaホームページの「指定都市5都市（大阪市・横浜市・名古屋市・京都市・神戸市）の財政構造比較（2018年度決算カード）から、大阪市と横浜市を引用。固定資産税・法人市民税・都市計画税・事業所税は特別区の財源ではなく、大阪府に徴収されることになると本当に心もとない限りです。

大阪市を廃止して、4つに分割をし、特別区を設置する住民投票では、十分にリスクについて市民への説明が行われているとは思えません。疑問やわからないことがあれば、いったん立ち止まって考えるためにも、投票に行き、投票用紙に「反対」と書いてください。

「わたしらの声きいてぇな」のあとは、残そう 大阪 @SADL_OSAKA の皆さんが大きなパネルボードを設置して、反対！の訴えをされていました。

西淀川区・此花区で大阪市廃止にNO！

10月29日（木曜日）は、5区の西淀川区・此花区での街頭活動。
デッキ車で、JR加島駅、西淀川区役所、御幣島、出来島、酉島をまわって、此花区役所、四貫島中央商店街で街頭で訴え、最後はJR西九条駅に、東淀川区市政対策委員長のおもにし貴文さんとともに。

皆さんのお声から。
↓

・知れば知るほどNOになるってほんまやわ。雨合羽、イソジンに惑わされているまわりのオバサンたちにもわかってほしいなあ。

・制度に問題があるのではない。納得するまで話し合い、調整しながらやっていく力を持ち合わせていない首長たちが問題なんやで。

東住吉区で大阪市廃止にNO！

10月31日（土曜日）は、明日の住民投票に向け、たくさんの仲間が大阪市内を歩き、皆さんと対話をしました。そして、投票に行っていただき、いったん立ち止まって考えるためにも、大阪市廃止に反対を投じていただきたいことを訴えました。
私は東住吉区を歩き、出会う人に明日の住民投票について声をかけながら、パンフレットをお渡ししました。

「あかん、あかん、維新支持や。吉村、好きやねん。」と言われる方もいました。吉村知事が好きでもいいけど、大阪市を廃止して、特別区になってしまったら、もとには戻せへんから、もう一度、考えてみてくださいと言って、パンフレットを。

「反対や。もう投票してきたで。」と言われる方には、このパンフレット、お知り合いの方にお渡しくださいと言うと、「ほな、5枚くらい頂戴。」と言って持ち帰ってくださる人も。

「維新はいいことしか言わへんし、あんたら反対派は反対だけで対案がない。」と厳しいご意見の方も。前提となる資料がすべて提示された上での協議を経た「協定書」なのかもあやしいなか、ここはいったん立ち止まることが賢明ではないでしょうか、なんてお伝え。

住民投票では、投票することのできる有権者の賢明な判断をお願いしたいと思います。

投票日当日、大阪市廃止にNO！

11月1日（日曜日）、大阪市廃止を廃止してもいいんですか、4つに分割してもいいんですか、そしてそれぞれに特別区を設置してもいいんですか、そのことに賛成か、反対かを問う住民投票の投票日です。
住民投票はリスクがあるから行われるわけです。そのリスクについて、大阪市民の皆さん、大阪市からキチンを説明を受けられましたか。

もし、少しでもわからないこと、納得できないこと、不安なことがあるならば、大阪市民の皆さん、必ず投票に行っていただき、いったん立ち止まって考えるためにも、棄権や白紙ではなく「反対」の記載をしてください。街宣車に乗り、午後8時、投票箱が閉まる直前まで、マイクで訴えました。

※以下、Real Osaka Press（vol.1～6）をホームページから引用しています。わかりやすく記載されていますので、ぜひご覧ください。