閲覧スペースの大幅な拡大や完全バリアフリー化のため建替え工事を行っていた市立香里ケ丘図書館が7月22日(水曜日)にリニューアルオープンします。今日は内覧会に出席しました。

2020/07/20

7月20日(月曜日)、まもなくリニューアルオープンする香里ケ丘図書館の内覧会に出席させていただきました。

香里ケ丘図書館は、昭和48(1973)年7月22日に分室として開設し、翌年11月に香里ケ丘中央公園と隣接する現在の地へ移転。昭和54(1979)年に増築後、図書館として運営、「自動車文庫ひなぎく号」の基地としての役割も担ってきていました。
平成30(2018)年より建て替えのため休館していましたが、閲覧スペースを大幅に拡大・完全バリアフリー化して、令和2(2020)年7月22日、リニューアルオープンとなります。旧の図書館で使用していた図書に加え、以前は所蔵していなかったAV資料や、新しく購入した約1万冊の図書が並びます。(合計約10万冊とのこと。)
公立の図書館としての役割とともに、隣接する香里ケ丘中央公園との機能連携や周辺地域をつなぎ活性化する役割も果たしていってくれることを願います。


➣市立香里ケ丘図書館 令和2(2020)年7月22日、リニューアルオープン!(ホームページから)

(香里ケ丘図書館の完成模型)

 

(完成を望むメッセージボード)

 

(香里ケ丘図書館今昔・枚方の風景のパネル)

 


 

市立香里ケ丘図書館の指定管理者は、「図書館流通センター・長谷工コミュニティ共同事業体」です。
指定期間は、令和2(2020)年4月1日から令和5(2023)年3月31日の3年間です。
令和元(2019)年10月29日に指定管理者選定委員会が示した指定候補者選定結果は次のとおり。その後の議会で指定議案が可決されています。

➣枚方市立香里ケ丘図書館・香里ケ丘中央公園みどりの広場指定候補者選定結果

➣枚方市立香里ケ丘図書館・香里ケ丘中央公園みどりの広場評価結果

平成29(2017)年12月のものですが、香里ケ丘図書館との建替えと香里ケ丘中央図書館の整備に関してアンケートを実施した結果とその内容に対する市の考え方が示された資料は次のとおり。生まれ変わった図書館や公園に市民の皆さんの声が反映されているといいです。

(参考)香里ケ丘図書館の建替えと香里ケ丘中央公園の整備に関するアンケートの実施結果について

 


新しい施設の利用方法はこちらからご確認ください。

➣香里ケ丘図書館・香里ケ丘中央公園みどりの広場施設利用の手引き

以下は内覧会の際に撮影した写真です。

(受付には新型コロナ感染予防のため、透明シートが設置されます)

(図書除菌機)

 

(授乳室・子ども用トイレも設置されます)

受付カウンターを超えると、真ん中には「本の道」が。子どもから高齢者まで、各世代を一本の道でつなぎ、人と人とのつながりを大切にしようという図書館のテーマを表しているとのこと。
道の左側には、おはなしコーナーが設置され、こどものえほん等の並ぶ「子育て広場」→「こども広場」→「ティーンズ広場」→「健康広場」が続いています。それぞれのエリアについている「広場」という名前には、共通点をもった人たちがここに集まり、そしてつながっていく場所になってほしいという思いが込められているとのこと。
道の右側には一般図書が並び、奥には閲覧席・自習コーナー・拡大読書器・AV視聴コーナー、そして対面読書室が設置されていました。

(おはなしコーナー)

 

(こども広場)

 

(ティーンズ広場)

(閲覧席の窓からは公園の法面が見えます。上半分のみどりはこれからの育つとのこと)

 

(自習コーナー)

 

(AV視聴コーナー)

らせん階段を上がると多目的室があります。自習等でも使えるとのこと。屋上広からブリッジを通って香里ケ丘中央公園のみどりの広場に行くことができます。

 

(旧館で飾られていた枚方のまちの絵。らせん階段の壁にあります。)

(緑へとつながる屋上広場)

 

(屋上広場から階段で玄関前に降りることも)

 

(みどりの広場の向こうは図書館)

 

7月22日(水曜日)午前10時から、市立香里ケ丘図書館の開館記念式典が開催されます。私は式典にも出席予定です。
図書館を通じて人と人とのつながりが生まれ、皆さんの暮らしが豊かになる場所になってほしい、市民の皆さんの幸せにつながってほしいと願っています。

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