1月24日、大阪モデル「非常事態」(赤色信号点灯)に移行しました。まん延防止等重点措置の適用期間は、1月27日から2月20日となるようです。

2022/01/25

枚方市議会議員の奥野みかです。

年末以降、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかりません。

枚方市、新規感染者数について、先週(1月10日~1月16日)の 648人が、今週(1月17日~1月23日)は、その 2.8倍の 1,620人となっています。そして、1月24日の新規感染者数は 217人、療養者数は 1,833人(うち重症者3人)です。

20・30代を中心に各年代の新規陽性者数が急増しており、すべての年代で第5波の過去最高値を上回ったと大阪府も報告されています。1月24日、大阪府の病床使用率は 51.4%(13時時点では 50.2%)と赤色信号の目安の 50%超える状況となりました。

大阪モデルは、1月24日、「非常事態」(赤色信号点灯)に移行となりました。

新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置の適用期間は、1月27日から2月20日となるようです。

1月24日、厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染が拡大して受診や検査に時間を要する地域では、同居している家族などの「濃厚接触者」で発熱などの症状が出た場合、医師の判断で検査をしなくても新型コロナの感染を診断できるとの方針を示されました。(同居の濃厚接触者は検査なしで診断可能 自治体判断で、厚労省方針/1月24日、毎日新聞

さて、検査で確認しなくてもすぐに治療に結びつくということなのか、よくわかりません。「オミクロン株」の感染急拡大によって、外来診療の逼迫が進んでいることへの対応で、「患者が適切な検査や療養を迅速に受けることができるようにするものだ。重症化リスクが高い方はこれまで通り診療検査医療機関を受診していただき、適切な医療を確保する」と説明を付しておられますが、「自治体の判断」で感染の診断が可能になるというのは、どうなんでしょうか。
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が9割を占めるようになった、との報告もありますが、1割程度は残っているデルタ株には、肺炎の発症等の重症化リスクもありますので、必要な医療から漏れてしまうことがないことを願うばかりです。

「保健所はパンク状態」 オミクロン株の患者急増、緊迫の現場(2022年1月20日/朝日新聞デジタル)

 


感染したかもと思ったら

感染したかも?と思ったら、かかりつけ医やお近くの医療機関に、まずは電話で相談をしてください。
医療機関が閉まっているときやどこに連絡してよいかわからないときは、「新型コロナ受診相談センター」へ。

・午前9時~午後5時30分:072-841-1326
・午後5時30分~翌日午前9時:050-3531-0271

一人ひとりに求められるのは感染予防対策の徹底ですね。よろしくお願いします。

 


新型コロナワクチンの追加接種(3回目接種)

追加接種(3回目接種)について、「2回目接種完了から原則8か月以上」としていた接種間隔を前倒しする方針を国が示した(2022年1月13日付)ことを受け、枚方市は、さらなる接種間隔の前倒しで、2月から取り組むとのことです。

2022年2月以降、65歳以上は、2回目接種から6か月以上経過した日、64歳以下は、2回目接種から7か月以上経過した日から接種可能になります。(※接種券に記載の「接種可能日」「予約受付開始日」参照。変更の方には個別通知あり。)

 

大阪府コロナワクチン接種センター (大阪府大規模接種)

大阪府の大規模接種会場(3回目)は、1月25日以降は予定通り実施となっています。(1月24日16時~予約受付再開)
一時的に予約受付が停止されていたのは、大規模接種会場の運営の受託者の代表が覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたためのようです。

▶ 報道発発表資料「大阪府庁新別館北館接種センター等の委託先クリニックの代表者の逮捕について」(府HP、2022.1.24)

大阪府、大規模接種会場の予約を一時停止 会場責任者の医師逮捕で(毎日新聞、2022.1.24)

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