10月19日、おおがいと小規模保育施設で開催された運動会を見せていただきました。

2019/10/21

前日からの雨、何とか降りやんだものの地面は荒れているということで、10月19日、おおがいと小規模保育施設の運動会は「雨バージョン」、施設内での開催となりました。

おおがいと小規模保育施設は、1歳児うさぎ組さん、2歳児くま組さん、定員19人の小さな保育所。
子どもたちの頑張る姿を見に、今日はお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、そしてきょうだいと観客はいっぱい。室内での開催のため、子どもたちの舞台と観客の距離はとても近く、いつもとは違う雰囲気の中、泣き出してしまって、見ているお父さんやお母さんのところに駆け寄っていってしまうお友だちもいました。そんなお友だちも、遊んでいるうちに楽しくなって、自然にみんなの中に戻っていったり、そんな素直な子どもたちの頑張る姿を見せていただきました。

うさぎ組さんの出しものは、汽車の形のジャングルジムや戸板のすべり台での「公園であそぼう♪」でした。
くま組さんの出しものは、大好きな絵本をまねた「かぶとむしのぶんちゃん」。卵が幼虫になっり、さなぎになり、成虫になる様子を子どもたちが身体で表現。木の蜜を飲む姿もかわいい。そして、かぶとむしのぶんちゃん演じる子どもたちのところに、侵入者である所長先生演じる大きなクワガタ(ギザギザの大きな角を手に付けていました)がやってくる。その侵入者に向かって、さあ、みんなでやっつけろーとばかりに「あーっ!、あーっ!」と大きな声で威嚇したり、マットを丸めて作った丸太を転がして攻撃したり…。当日は力いっぱいの頑張りを見せてくれていましたが、練習開始の頃は、壁にくっついて大泣きだった子どもさんもいたよう。そんな子どもたちの日々の成長の様子を先生が語りながら、プログラムは進められていきました。

ひっつき、もっつき~♪、おしり~!、おでこ~!、おなか~!、と進められていく親子プログラムで、おじいちゃんやお兄ちゃんとハグしている子どもさんもいましたね。

フィナーレは先生方の演奏「太鼓ばやし」でした。
保育所では5歳児さんが演奏する姿を見れるけど、ここではその体験ができないからと、枚方保育所から借用した和太鼓(長胴太鼓・平太鼓)を真っ赤なたすきをかけた先生方が勇ましくプレイ。篠笛もありました。「やーっ!」と楽しくカッコいい姿に、練習の時には子どもたちからもたくさんの拍手をもらったようです。

さて、おおがいとの所長さん、我が家の長女が枚方保育所の5歳児クラス(すいか組)でお世話になった先生です。とても華奢な身体のどこからそんなパワーが出てくるの…といつも思っていました。所長としてご挨拶されているとき、フィナーレの先生方の和太鼓演奏のとき、そんなことを改めて思い出していました。

来年は「晴れバーション」、広いあんご公園で子どもたちの頑張る姿を見れますように。

 


 

枚方市の小規模保育施設は下記のとおり。公立の「こうりょう」「さだ」「たのくちやま」「ひらかた」は公立幼稚園に併設されています。今回訪問した「おおがいと」は旧枚方区検察庁舎施設を活用した施設として平成29年4月から開設されています。

▷枚方市の小規模保育施設(2019年7月現在)

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