11月10日、組合の留守家庭児童会室部会の第9回定期総会が開催されました。新型コロナウイルスの感染拡大のなかでも、さまざまな状況変化に対応して、子どもたちの放課後の安全・安心を支えてきていただいていることに感謝します。

2020/11/10

11月10日、自治労枚方市職員関係労働組合の留守家庭児童会室部会(第12部会)の第9回目となる定期総会で来賓挨拶をさせていただきました。
新型コロナウイルス感染拡大がまだまだ懸念される中での開催のため、来賓は組合の池田執行委員長と私の2人でした。

まずは、新型コロナウイルスの感染拡大のなか、とても想定できなかった状況変化のもと、感染のリスクや強い不安を抱きながらも留守家庭児童会室という社会基盤を支えるため、市の要請に応じて、留守家庭児童会室の先生方が、本当に踏ん張ってきていただいたこと、頑張ってきていただいたことに心からの感謝と敬意を伝えさせていただきました。

小学校の臨時休業下での「原則開所」、国の緊急事態宣言発令下での開室、その後、児童会室の休止とともに「緊急的な居場所」の開設、宣言解除後は、学校と留守家庭児童会室での「臨時的な居場所」の共同実施、人数制限がある中での運営、そして、通常の運営へ。今年度は当初から、支援員で26人、準支援員で88人という非常に多くの欠員を抱え、留守家庭児童会室の弾力を超える弾力運営の中、枚方市の子どもたちが安全で豊かな放課後を過ごせるよう受け入れていただき、そして、今も頑張っていただいているわけです。

この間のさまざまな状況変化への対応を通して課題として明らかになったことの一つが「情報の共有」です。現場の情報や市の方針を相互に理解していくコミュニケーションを欠かすことはできないと思います。
そして、子どもにとって豊かな放課後環境の整備のためには、国制度も活用しながら、留守家庭児童会室職員の処遇改善を図り、「人材」を確保するとともに、「主任」の格付けなど、責任体制の明確化とその役割に見合った処遇ということを考えていただきたい。市は来年4月から「放課後キッズクラブ」の導入を検討されていますが、新たな事業の実施に向けては、現場職員の意見もしっかりと聞きながら、焦ることなく丁寧に進めていただきたいと思っています。

皆さんのご意見をしっかりと受け止めながら、自治労組織内議員としての責任を果たせるよう、議会活動を通じて、私も力を尽くしていきたいと思っています。ご意見・ご要望等がありましたら、お寄せいただくようお願いします。

 


 

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、小学校が臨時休業となった中、子どもたちを支えてきた学童保育の指導員の現場からの訴えです。立憲民主党のヒアリングをシェアします。

▶ 学童保育現場ヒアリング(立憲民主党)

 

学童保育に働く職員の処遇を改善することは、子どもたちの未来のためでもあります。
枚方市においても、学校休業中の対応をしっかりと検証していただき、今後はさらに学校教育の現場と連携を図りながら、保育の必要な児童の受け皿である留守家庭児童会室の運営が崩壊しないよう、そこに働く職員が見通しを持って安心して勤務することができるよう、課題の共有や情報の伝達も含め、しっかりとコミュニケーションを図っていただくよう、6月及び9月の議会での発言を通して要望をしました。

小学校が臨時休業となったこの間の留守家庭児童会室での緊急対応等、学校臨時休業中の児童の居場所の運営について質問しました。6月定例月議会、一般質問の報告④です。

子どもたちと向き合う職員の勤務の継続と資質の向上が、子どもたちの安全で豊かな放課後につながるのではないか。子どもにとって豊かな放課後環境の整備について質問しました。9月定例月議会、一般質問の報告⑧です。

「児童生徒の居場所 検証結果報告書」を市は公表しています。ただ、新規事業として検討している「放課後キッズクラブ」の実施に今回の検証結果を活用できるかという点については注意が必要です。

 


 

 

 

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