11月13日、組合の現業評議会の第10回定期総会が開催されました。職員の皆さんのご意見もしっかりと受け止めながら、自治労組織内議員としての責任を果たせるよう、力を尽くします。

2020/11/13

11月13日、自治労枚方市職員関係労働組合の現業評議会の第10回定期総会で来賓挨拶をさせていただきました。
新型コロナウイルス感染拡大がまだまだ懸念される中での開催のため、来賓は組合の池田執行委員長と私の2人でした。

現業職場の課題としては、長年にわたる退職不補充や民間委託などによる人員削減が進められてきた結果、平時はもとより、緊急時・災害時の業務が迅速かつ十分に対応することが困難になってきています。加えて、非正規の会計年度任用職員の処遇の問題もあります。

行財政改革の名のもとに行われてきている民間委託の提案、賃金抑制の提案が、枚方市においても続いています。しなしながら、市民サービスの向上には、この間の自然災害への対応や新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けたさまざまな対策の中で、自治体の責任において、公共サービスを提供するという、本来の公の役割をしっかりと追及しなければならないと、改めて感じています。

菅総理は、「自助・共助・公助、そして絆」と、目指す社会像を掲げています。自助、自立は確かに大切なことですが、それは、「支えを受けずに生きること」ではなく、「安心して生きるための支えを持つこと」だと思います。「自立のための支援」を誰もが受けられる、公的支援が整ってはじめて、自助・自立が可能になるのだと思います。
だからこそ、公共サービスの現場を支える職員の皆さんの果たす役割が本当に大切で、その皆さんが笑って、幸せに、矜持を持って働けることこそが、質の高い公共サービスの提供を可能にし、必要な人への適切な支援を可能にすると考えます。職員の皆さんのご意見もしっかりと受け止めながら、自治労組織内議員としての責任を果たせるよう、議会活動を通じて、私も力を尽くしていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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