12月定例月議会で「人生の最終段階の過ごし方を選択できる環境の整備について」他3つの項目について、一般質問を行いました。
枚方市議会の12月定例月議会、
12月18日、一般質問に立ちました。
質問者29議員のうち、19番目。
(1)高齢者の救急搬送の実態と課題について
(2)本市における「在宅看取り」の現状について
(3)在宅医療・介護にかかる多職種連携の推進について
2.外国人市民への支援について
(1)災害時の外国人支援について
(2)「やさしい日本語」の使用について
(3)外国人児童生徒の教育保障について
(4)日本語教育の推進について
3.行財政改革の取り組みについて
(1)「効果額」について
(2)水道料金・下水道使用料の福祉減免制度の廃止について
4.枚方市駅周辺再整備について
(1)安全、安心を高める施策について
私が取り組むとお約束した政策課題としては、
多様性を認め、差別と暴力のないまちをめざす
「あらゆる場面で、人が抱えるさまざまな『違い』が尊重され、排除されないことの徹底」
「在住外国人に対する日本語学習の支援や相談体制の整備」、
さまざまな困難を抱えた人を、お互いさまに支えるまちをめざす
「介護が必要になっても、住み慣れた地域で暮らせる介護サービス等の整備」
「医療と介護の連携強化」、
「草の根民主主義」が根づくまちをめざす
「公正で開かれた、説明能力の高い行政の実現」等にかかわる質問です。
今年の春、家族の看取りを行う中で、人生の最期の迎え方について、「病院で死にたくない」というの本人の意思をどのように支えていくか等、いろいろと考えるところがあったことから、人生の最終段階の過ごし方を選択できる環境の整備についての質問をし、ACP(人生会議)や適切な救急要請について、市民や介護事業者への啓発や、救急搬送や救急医療における看取りの問題を整理し在宅医療体制の整備をはじめ地域医療の推進する専門の部署を設けるなどの支援体制が構築されることを要望しました。
また、外国人市民の支援についての質問では、就学年齢の児童生徒の不就学の問題がクローズアップされたこともあり、子どもの最善の利益や「誰一人取り残さない」多文化共生の観点から、外国につながる子どもの教育を保障することのほか、災害時の支援、「やさしい日本語」の普及・啓発、社会教育事業としての基礎的・体系的な日本語教育の実施について要望しました。
行財政改革についての質問では、「(仮称)行財政改革プラン2020(案)」に掲載の「効果額」の問題を指摘し、「改革で人を支える」ためには、市民福祉の増進やくらしの安全・安心という大切な行政の役割を維持するために行うのが行財政改革であるので、プランの抜本的な再検討とともに、水道料金・下水道使用料の福祉減免の見直しはすべきでないことを求めました。
枚方市駅周辺再整備については、「安心で人をまもる」ためには、安全・安心を高めるための基盤整備に大阪府や枚方寝屋川消防組合とともに取り組んでいくという姿勢で進めていただきたい、そのためにはまず、枚方警察署の現状や課題・将来の建替え方式やビジョンについて大阪府警本部や枚方警察署と必ず協議していただくことを求めました。
それぞれの質問の詳細については、追って報告します。
枚方市議会での質疑について、特に行政的な知識をお持ちでない方が聞かれても、
「議員が何を問題として取り上げたのか」
「その理由や背景は何か」
「そのことに対して行政はどのように説明したのか」
「そして、その理由は納得できるものなのか」
そのようなことをわかりやすくお伝えすることが必要であると考え、初めての質問の際、自身への戒めとしても発言しました。
しかしながら、なかなかうまくいきません…。
今回、「やさしい日本語」を取り上げましたが、これは私自身への問題提起でもあります。
理解いただけるやりとりになるよう、この後も一歩一歩努力してまいりますので、このページをご覧になった皆さん、何かお気づきの点があれば、ご教示いただければ幸いです。