3月19日、「共に生きる社会をめざすための施策のあり方に関する提言~枚方で暮らす外国籍の人々や外国につながる子どもたちの 『生きづらさ』の軽減に向けて~」が枚方市議会にも提出されました。

2025/04/01

枚方市議会議員の奥野みかです。

2024年9月1日、「共に生きる社会をめざす市民円卓会議」が開催され、外国籍の人々や外国につながる子どもたちを取り巻く現状や課題、そして共に生きる社会をつくるための施策が話し合われました。当日の会議には、枚方市およびその近隣地域で暮らす外国籍等の人々、及びそうした人々に関わっておられる方(約50 人)が参加され、とても活発な議論が行われました。

私も、枚方市議会で、外国につながる子どもたちの就学支援・教育保障に関する質問を重ねていたことから、その中で得た枚方市の現状等の報告をさせていただきました。

その後、「共に生きる社会をめざす市民円卓会議」の開催委員会の呼びかけ人の皆さんは、枚方市に暮らす市民として、また日頃から外国籍等の人々に関わる者として、当日の議論や、それぞれの日々の活動を踏まえ、施策のあり方に関する提言、「共に生きる社会をめざすための施策のあり方に関する提言~枚方で暮らす外国籍の人々や外国につながる子どもたちの 『生きづらさ』の軽減に向けて~」をまとめられ、枚方市、枚方市教育委員会及び枚方市議会に対して提出されました。

枚方市議会に提出された提言の内容が、各議員にも共有されましたので(2025年3月30日付け)、このHPにも掲載させていただきます。

多様な背景を持った人々が共に生きる社会の実現につながるよう、一人でも多くの皆さんと実情を把握し、外国籍の人々や外国につながる子どもたちの「生きづらさ」の軽減について、ともに考え、ともに取り組んでいきたいとと考えています。提言を読んでのご意見、議会で取り上げていく取り組み等、私の方にもお寄せいただければ幸いです。

 

提言「共に生きる社会をめざすための施策のあり方に関する提言~枚方で暮らす外国籍の人々や外国につながる子どもたちの 『生きづらさ』の軽減に向けて~」

※以下は、枚方市議会へのお届け文です。

 

 

※以下は、私の方で作成した「概要」です。

 

 


【参考】

第29回 総務省「地域における多文化共生推進プラン」の改訂(2020.09.16)
/一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR) 多文化共生ポータルサイト

 

総務省「地域における多文化共生推進プラン」の改訂

 

改訂に当たって、総務省は自治体やNPO関係者等からなる「多文化共生の推進に関する研究会」を起ち上げ、筆者は座長を務めました。同研究会は、関係省庁からヒアリングを行うとともに、自治体の多文化共生施策のあり方について検討を行い、報告書「地域における多文化共生の更なる推進に向けて」を取りまとめています(2020年8月)。

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