6月30日、今年初めての「熱中症警戒アラート」が大阪府に発表されました。熱中症を予防するために最も大切なことは 「危険な暑さを避ける」こと。今年の夏の暑さ対策、どうぞ気を抜かずに、予防対策から確実に取り組んでください。
枚方市議会議員の奥野みかです。
2021年度より、暑さ指数(WBGT)が33以上の地点がある場合、都道府県単位で(※北海道は複数地区あり)発表されることになった「熱中症警戒アラート」について、大阪府、今年は「6月30日(木)5時」に初めて発表され、その後、「7月1日(金)17時」、「7月2日(土)5時」と続けて発表されることになりました。
暑い、酷く暑い毎日です。
「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が極めて高い環境になると予想される日の前日夕方、または当日早朝に都道府県ごとに発表されることになっています。「熱中症警戒アラート」発表されたときは、しっかりと予防行動に努めてください。
「熱中症警戒アラート」の発表があったときに確実に予防行動に移ることができるよう、環境省のホームページを参考にして、下記のポスターを作りました。地域に貼らせていただきますので、皆さんの暑さ対策の注意喚起につながれば、と思っています。
▶ 暑さ指数(WBGT)について
暑さ指数【WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature】は、熱中症を予防することを目的として、1954年にアメリカで提案された指標とのことです。
単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。
暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標になっているとのことです。
「日常生活に関する指針」や「運動に関する指針」でも、暑さ指数「28以上」で「厳重警戒」、「31以上」で「危険」になっています。
▶ 熱中症予防警戒アラートの発表について
環境省が発表している全国の暑さ指数について、「33以上」になると予測される地点があるとき、発表します。
発表は、都府県単位です。(※北海道、鹿児島県、沖縄県については、より細かい発表区分があり、全国は58に区分けされます。発表は1日2回、前の日の夕方17時と、その日の朝5時に行います。)
発表の後に、天候が変わっても、発表の追加や取り消しはありません。
▶ 高齢者のための熱中症対策
熱中症の予防には、水分補給と暑さを避けることが大切です。主に高齢者を対象とし、日常生活における注意点や予防法についてまとめたリーフレットです。