8月6日の緊急議会で補正予算が可決されたばかりの「コロナ対策実施店舗応援事業」について、プロポーザル参加の受注候補者の公募がもう始まっている⁉

2020/08/11

「コロナ対策実施店舗応援事業 15.6億円」は8月6日(木曜日)の緊急議会の補正予算案件でしたが、市のホームページの「新着更新情報」「トピックス」等の目につきやすいところにアップされていなかったのでスルーしてしまっていましたが…、「新型コロナウイルス関連情報」→「支援情報(事業者)」、もしくは「各課の窓口」→「商工振興課」のところに、「枚方市コロナ対策実施店舗応援事業(主催:枚方市新型コロナウイルス感染症対策事業者支援実行委員会)プロポーザル参加の受注候補者の公募について」がアップされていました…。
遅ればせながら、8月11日の朝、その情報にたどりつきました。

緊急議会では同じ会派の番匠議員の「事業の実施にあたっては、実行委員会を構成して実施されると聞いている。今回構成される実行委員会は、この事業のために設置されるものなのか。また、何を目指し、どのようなことを行くものなのか」との質問に対して、市は「実行委員会では、コロナ対策実施店舗応援事業の具体的な事業企画等を行い、目的達成のために必要な取り組みを行う。また、今回の事業終了後も、実行委員会を構成する三者の連携により、市内事業者への支援施策について、検討していきたい」と答弁していたので、この事業だけではなく事業終了後も見通した機能を持たせるとなると、設置する実行委員会の目的・事業・機能などを定める「規約」の策定も考慮を要するだろうし、多額の予算なので、実行委員会で協議する事業計画や予算案の協議についても時間がかかるのではないか。10月から12月がクーポン券使用期間と見込まれていたので、事業構築にあたっては8月のお盆期間もあるし、時間的にかなり厳しいだろうな…、と懸念していました。

が、仕事がはやいのか…?

「枚方市新型コロナウイルス感染症対策事業者支援実行委員会」は、北大阪商工会議所、枚方信用金庫、枚方市が構成団体となり、令和2年8月7日(金曜日)に発足したとのことです。緊急議会の翌日です。
そして、実行委員会が、公募型プロポーザル方式により業務受注候補者の選定を行うとのことで、事業者の公募はすでに始まっていて、8月7日(金曜日)から8月14日(金曜日)正午までとなっています。
プロポーザルに関する質疑の受付は、8月11日(火曜日)午前8時までに枚方市商工振興課までEメールとなっているので、すでにタイムアウト。
質疑への回答公表は、8月13日(木曜日)午後1時で、事業提案書等の提出期限は、8月14日(金曜日)正午までとなり、8月17日(月曜日)に実行委員会がヒアリング・審査の実施とのことです。そして、審査(最優秀提案者の選定)結果の公表は8月18日(火曜日)とのことです。

8月6日の緊急議会においても多くの質疑が出されたこの事業の実施に際して、事業に対する様々な疑問や懸念を取り除くための創意工夫を是非とも行政にはお願いしたい、といった意見を私がホームページ等で発信したのは8月8日でしたが、この内容についてもご覧いただければと思います。

➣いま、明らかにしておかなければいけないこと。総額15.6億円のコロナ対策実施店舗応援事業について、実施までに整理しておいていただきたい課題など。

 


 

➤枚方市コロナ対策実施店舗応援事業(主催:枚方市新型コロナウイルス感染症対策事業者支援実行委員会)プロポーザル参加の受注候補者の公募について【枚方市ウェブサイト】

以下、枚方市ウェブサイトに掲載されている募集要項・仕様書です。

■枚方市コロナ対策実施店舗応援事業委託に係る公募型プロポーザル募集要項

■枚方市コロナ対策実施店舗応援事業委託プロポーザル参加仕様書

 

募集要項のなかで、事業者の「参加資格要件」や「プロポーザルの審査項目」は下記のとおり示されています。
プレミアム付き商品券事業等の元請実績(過去5年以内)が要件ですね。
なお、「参加店舗の換金事務については発注者が別に委託契約を行うが、相互に調整し、コールセンターや窓口案内等の対応については本委託により行う。」と記載されています。

 

^