枚方市、子育て支援の取り組みが評価され、第3回「日本子育て支援大賞2022」を関西の自治体で初めて受賞!、とありますが…。
枚方市議会議員の奥野みかです。
枚方市は第3回日本子育て支援大賞2022の自治体部門において受賞したようです。
【関西の自治体で初!!】枚方市が第3回「日本子育て支援大賞2022」で自治体部門で受賞しました!
※以下、市HPより引用
[受賞の経緯]
枚方市は第3回日本子育て支援大賞2022の自治体部門において受賞しました。(自治体部門の応募総数約30自治体、うち受賞自治体は4自治体)
日本子育て支援大賞そのものは2020年から開始されたもので、2021年より自治体部門が創設され、今年度は2回目の自治体部門の表彰となりました。
7月21日に、千葉県浦安市のオリエンタルホテル東京ベイにて表彰式が行われ、清水副市長が参加しました。
[参照]
日本子育て支援大賞に関する詳細は以下のホームページをご覧ください。
日本子育て支援大賞|一般社団法人 日本子育て支援協会 (jcfs-ac.jp)
************************************************
枚方市のHPでのこんな報告を見て、1700余ある自治体のうち、30自治体しか応募していない子育ての賞って何なのかな、2021年から自治体部門が創設されたということなのであまり知られていないということなのかな、日本子育て支援協会って何なのかな、と思っていましたが、受賞にコストがかかる、ということも応募のハードルだったのかもしれません。
泉明石市長のツイッターで「日本子育て支援大賞」の状況が少しわかりました。対応の見直しが必要でしょうね。
※以下、泉明石市長のツイッターからの引用です。
「『日本子育て支援大賞』というとイメージがいい。普通にいただけるなら、ありがたく思う。しかし、お金で賞を買うとなると、話は違う。実は今年の3月に主催者から『大賞』に推薦したいと明石市に連絡があったが、お断りをした。大賞受賞の条件として、“金銭を要求されたからだ。大人の世界だ・・・」
「受賞の条件として『ロゴ使用料70万円』と『トロフィー代10万円』が必要と言われたので、ロゴは使わないし、トロフィーもいらないので、賞だけというわけにはいかないのかと、主催者に直接問合せをしたが、他の自治体には払ってもらっているので、とのことだった。関係者の皆さん、見直しの検討を!」
「『日本子育て支援大賞』の事務局は、『一般社団法人日本子育て支援協会』から委託を受けている『ミキハウス子育て総研』という民間企業。本年度の受賞商品のひとつは、『ミキハウスのベビーシューズ』。これって、どう理解すればいいのだろう・・・マスコミの皆さん、よくお調べになった方が・・・」
ちなみに、一般社団法人 日本子育て支援協会 (jcfs-ac.jp)は、以下のコメントを発しておられます。2023年に生かしていただければと思います。
↓↓
日本子育て支援大賞に関して(2022年8月18日)
▶ 第3回日本子育て支援大賞の表彰式にて全33商品の受賞商品を発表!
【担当者の想い】
枚方市では「子どもが笑顔で健やかに成長できるまち枚方」の実現を目指しています。その取り組みの一つとして、子育て世帯の転入促進を目的とした新婚世帯等への最大30万円の補助などを実施しており、昨年度では351世帯の子育て世帯の転入超過がありました。また、BABY JOB 株式会社と連携して、令和4年4月より大阪府初となる、紙おむつやおしり拭きが使い放題になる定額サービス「手ぶら登園」の実証実験も行いました。こういった公民連携の取り組みも積極的に活用しながら、引き続き子育て世帯が住みやすい街の実現を目指していきたいと思います。
【審査委員コメント】
公民連携体制に力を入れており、実効が上がっている。子ども食堂と食材寄付者をつなぐ仕組みをDX化するなど、子育てに関わる事業運営の効率化も図っている。公立保育所で紙おむつやおしり拭きが使い放題の定額サービスや手洗い教室など、企業と連携して子育て世帯をサポートしている。
▶【府内で初!】大阪府枚方市の公立保育施設で紙おむつのサブスク「手ぶら登園」の利用が決定
~枚方市、子育て支援の取り組みが評価され「日本子育て支援大賞2022」を受賞~_BABY JOB株式会社_2022-08-04