9月14日、世界人権宣言寝屋川・枚方・交野連絡会主催の映画会「wonder ワンダー 君は太陽」に行ってきました。
2019/09/14
人権
映画「wonder ワンダー 君は太陽」を見た。
世界人権宣言寝屋川・枚方・交野連絡会主催の映画会。
遺伝子疾患で人とは違う顔で生まれてきた「普通じゃない」主人公のオギーは10歳。ずっと自宅学習を続けていて外出時にはヘルメットをかぶっていたオギーが5年生から学校に行くことに。
同級生の過度な反応やさまざまな関係性のなかで、葛藤しながら成長するオギー。そして、オギーという太陽のまわりの家族という惑星も、まわりの人たちも、オギーによって変わりはじめていく。ワンダー!
そんな物語なんだけど、実は映画の構成がとてもユニークで、オギーの姉、その姉の親友、オギーの初めての友だち等、なぜそんな態度をとったのかについて、その子どもの視点からのエピソードとしてはさみこまれていて、時間軸は行ったり来たりするんだけど、それぞれがさまざまな状況のなかで悩んでいること、誤解や認識のズレから衝突にいたっていること等が、その子どもたちそれぞれの語りのなかで明らかになっていく。
人は自分とは違うものへの畏れゆえ、避けてしまったり、理解しようとしなかったりすることがある。特に子どもたちはそんな情動に正直に反応してしまうのではないかな。理解しあおうと努めること、コミュニケーションを大切にすることが基本であることを改めて感じさせてくれる映画であったと思う。
世界人権宣言について、下記のサイト、なかなかユニークですので、一見くださいませ。