9月2日、枚方市駅周辺再整備の具体化について審議する全員協議会で私も質問します。
枚方市議会議員の奥野みかです。
が9月2日及び5日に開催されます。私も質問を予定しています。
※今回の全員協議会の案件資料は市のHPに掲載されていますので、ご覧いただくことができます。(→全員協議会資料はこちらから。参考資料はこちらから。)
6月議会の前に突如出てきた⑤街区の「市庁舎とアリーナの合築案」について、公表資料で確認していただくことができないのが残念ですが、「アリーナ・庁舎」と記されていた⑤街区のその位置は、今回資料においては「庁舎・駐車場等」と記されており、「利便性や防災性を高め、フリンジパーキングとなる駐車場等と一体化した安全・安心の拠点」=「新しい市役所本庁舎」と説明されています。(資料:8ページ)
大ホール棟の解体・撤去はいつ頃を見込まれているのか。令和7~9年度に大ホールの解体・整地等、市民会館・職員会館の解体・整地等が記されています。新庁舎基本計画の策定も同じ時期に記されています。(資料:9ページ)
6月の議会の一般質問で、私は、枚方市駅周辺再整備事業について、質問しました。
サウンディング型市場調査の結果を踏まえ、④⑤街区のまちづくりに関する考えを明らかにすると説明してきた市が、6月議会の前に示した内容は、突如出てきた⑤街区の「市庁舎とアリーナの合築案」など、とても市民や議会の理解を得られるような内容ではありませんでした。今、枚方市民にとって、④⑤街区の公共用地を活用して再整備しなければならない公共課題は何であるのか、改めて考えていただくことが大切です。そして、それは、例えば、老朽化し、落下物防護ネットを大きな壁面3面に張り巡らされている廃止された公共施設である市民会館大ホール棟を一刻も早く解体・撤去して、広い空間を確保して大規模災害に「備える」など、大規模災害対策等の公共課題を最も早く解決できる道を考えることではないか、と意見しました。
大規模災害は、今日発生するかもしれないし、明日発生するかもしれません。タワマンへの公共用地売却やアリーナ整備などを考える前に、大規模災害対策等の公共課題を最も早く解決できる道を考えなければならないと考えます。
「総合文化会館を建設したら、市民会館大ホール本館を解体・撤去して新庁舎を建設する」、これが、枚方市が最初に描いた庁舎等周辺整備計画でした。市は、行政施策の進め方の基本に立ち返って、市民意見の聴取も含め、丁寧に行っていただきたいと考えています。