総務委員協議会 防犯カメラの更新及び増設について
(4)防犯カメラの更新及び増設について
【背景】
街頭犯罪の抑止や犯罪発生時の迅速な対応を行うため市内各所に設置している防犯カメラについて更新を行うとともに、昨年度、教育委員会で実施した通学路の安全点検等により防犯対策が必要とされている区域について増設するもの。
実績として、画像取り出し件数は平成30年度で3,026件(平成23年度は70件)、全刑法犯の認知件数は平成23年度の5,735件から平成30年度は2,349件に減少しており(減少率60%)、犯罪抑止効果は認められるとのこと。(ちなみに大阪府の減少率は46%)
【内容】
設置するカメラは無線通信式で故障探知等のIoT機能を有するもの329台+25台。
今回の更新対象(329台)→主要駅周辺等に設置分72台(平成23年度)、JR長尾駅前広場整備工事にあわせて設置分7台(平成25年度)、各小学校区に5台及び未設置の駅周辺に設置25台の計250台(平成26年度)の更新設置。
今回増設(25台)→通学路等で防犯カメラの設置による犯罪抑止効果が期待される場所に新規設置。
なお、各小学校の通学路を中心に交差点や人目につきにくい場所等に設置の650台(平成28・29年度)は今回の更新対象外。
事業費は、防犯カメラのリース料(5年分)として177,225千円、電気料金及び電柱等の共架料(5年分)が11,000千円。10月~12月に地元住民への説明を実施し、来年1~3月に設置工事を行い、来年4月より5年間の運用開始。
【意見】
新規の防犯カメラは、安心安全基金を活用して設置するとのことです。犯罪抑止や犯罪対応の観点から、みんなが安心して暮らせる地域づくりに一定効果的なツールであるとは思いますが、プライバシー保護の観点から、防犯カメラの運用には細心の注意を払っていただきたいと思いました。