8月26日の「おはよう日本」(NHK総合)で「日・中・韓 平和絵本」シリーズの1作、『へいわって どんなこと?』が紹介されていました。

2020/08/26

日本、中国、韓国の絵本作家が一緒になって、子どもたちに贈る「日・中・韓 平和絵本」シリーズの第1作、『へいわって どんなこと?』が、8月26日の「おはよう日本」(NHK総合)で紹介されていました。

(※童心社HP お知らせより画像引用)

絵本『へいわって どんなこと?』はこんなふうに始まります。

きっとね、へいわって こんなこと
せんそうを しない
ばくだんなんか おとさない
ともだちと いっしょに べんきょうだって できる
いやなことは いやだって、ひとりでも いけんが いえる

そして、絵本の中では、日常の中にある「平和」とはどんなことか語りかけられて、最後はこんなふうに結ばれています。

へいわって ぼくが うまれて よかったって いうこと
きみが うまれてよかったって いうこと
そしてね、きみと ぼくは ともだちに なれるって いうこと

「国の違いを超えて、他人を思いやり、かけがえのない存在だと認め合うことが大切。一人ひとりが生まれてきてよかったという自尊の気持ちを大切に。平和っていのちが大切にされること。生きていくことを大切にされる、そのことが大事。」と浜田さん。絵本のはじまりについて、最初は「へいわってせんそうをするひこうきがとんでこないこと」としていたけれども、日・中・韓の作家たちで話し合っていく中で、加害の立場も踏まえて「へいわってこんなこと せんそうを しない ばくだんなんかおとさない」に変わっていったという話もありました。

誰もが生まれてきてよかったと思える、一人ひとりが輝いて生きていくことができる、そんな社会をめざしたいです。「日・中・韓 平和絵本」として制作されたこの本が、国の違いを超えて、子どもたちとともに、平和について考えていく機会になればいいですね。

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