夢の共演。6月18日、昨年に引き続き、五嶋みどりさんのミュージック・シェアリング_フェスティバルが総合文化芸術センターで開催されました。
枚方市議会議員の奥野みかです。
今日、6月18日は、枚方市総合文化芸術センターで開催されたミュージック・シェアリング フェスティバルに行きました。
府立むらの高等支援学校・府立茨木支援学校の生徒さんが、大きな舞台で五嶋みどりさんと、とても素敵な「合同コンサート」、夢の共演。約1,400席の大ホールは、3階席までほぼ満席でした。
第1部のコンサートは、サポーティング・アーティストの皆さんの演奏の後、府立茨木支援学校の生徒さんの演奏、府立むらの高等支援学校の演奏、そして、最後は、両校の生徒さん皆さんが舞台に登壇して演奏、でした。
｢ディヴェルティメント第3番 k.136第1楽章」 （作曲：モーツァルト）
｢カントリーロード」 （作曲：ジョン・デンバー）
｢歌劇『カルメン』より第1幕への前奏曲」 （作曲：ビゼー）
｢MIDORI Song｣ （作曲：久石譲、作詞：麻衣、編曲：チャド・キャノン）
五鴫みどりさんも一緒に舞台におられて、ヴァイオリンを演奏されていました。昨年は、五嶋みどりさんのご紹介はなく、同じ絵の中にごくごく自然にはまっておられた舞台上の五嶋みどりさんに気付かれなかった方もおられるのではないかしらと思いましたが、今回は、五嶋みどりさんのご紹介もあり、ご挨拶の場面もありました。
最後のMIDORI Songは、演奏の後は、会場も一緒に「ミドレ～♪ ミドレ～♪」と合唱しました。
いつもより大きくセットされた舞台。10台くらいだったでしょうか、車椅子の子どもたちも登壇しての演奏。そんな基本的な受け入れ環境が整っている総合文化芸術センターの大ホール、バリアフリーである施設整備を改めて認識しました。枚方市には、本当に素晴らしい施設ができましたね～(｡•̀ᴗ-)✧。
第2部は、村治奏一さん（ギター）のコンサート。クラッシックギターの素敵な音色を聴かせていただきました。村治奏一さん、かれこれ10年以上、ミュージック・シェアリングさんと訪問コンサートのお仕事をご一緒させていただいています、とのご挨拶。
「虹」（作曲：村治 奏一）
「フェリジダーヂ」（映画『黒いオルフェ』）（作曲：アントニオ・カルロス・ジョビン）
「愛のロマンス」（映画『禁じられた遊び』）（作曲：アントニオ・ルビーラ）
「カヴァティーナ」（映画『ディア・ハンター』）（作曲：スタンリー・マイヤーズ）
「愛のテーマ」（映画『ひまわり』）（作曲：ヘンリー・マンシーニ）
「前奏曲」（スペインの歌_作品232より）（作曲：イサーク・アルベニス）
「夜想曲_第2番_作品9-2」（作曲：フレデリック・ショパン）
「ファーコ」（組曲『リブラ・ソナチネ』より）（作曲：ローラン・ディアンス・ファーコ）
ご自身の作曲で始まり、第2次世界大戦、ベトナム戦争、そしてウクライナと、反戦への願いを込めた映画音楽のメドレー、そして、ピアノのために作られた曲の演奏と続き、最後、アンコール曲は、「オーバー・ザ・レインボー（虹の彼方に）」（映画『オズの魔法使』）（作曲：ハロルド・アーレン、編曲：武満 徹）でした。虹では始まり、虹で終わった素敵なコンサートでした。
▶2022年はこちら。
認定 NPO 法人ミュージック・シェアリングは、 1992 年から活動している世界的ヴァイオリニスト・五嶋みどりさんが理事長を務める認定 NPO 法人です。「本物の音楽を通して子どもたちの豊かな心と創造力育成の一助になること」を目的に全国の学校や病院、児童福祉施設などを訪問し、演奏を行っておられます。
枚方市出身の世界的ヴァイオリニスト・五嶋みどりさんが理事長を務め、世界に本物の音楽を届ける活動を行っている｢認定NPO法人ミュージック･シェアリング｣と枚方市は、多くの市民に音楽鑑賞や体験の機会を提供するため、2021年11月29日、連携協定を締結しました。
▶ 五嶋みどりさん理事長の認定NPO法人と連携協定を締結
【連携・協力の主な取り組み】
①音楽フェスティバルの開催
五嶋みどりさんによる音楽コンサートや、認定NPO法人ミュージック・シェアリングの活動報告、協力アーティストによる鑑賞事業・ワークショップなど。
②文化芸術を通した教育支援事業
市内支援学校での「楽器指導支援プログラム」の実施や、市立小中学校等での「リスニングプログラム」と活動発表コンサートの開催、五嶋みどりさんをはじめとするミュージック・シェアリング協力アーティストによる学校への「訪問プログラム」など。