建築に必要な財源の見通しも立たない時期に制定することは適当でない。~これが、市役所の位置に関する条例の「行政実例」です。

2022/09/25

枚方市議会議員の奥野みかです。

神奈川県鎌倉市では、2017年3月に策定された「鎌倉市本庁舎整備方針」に基づいて、老朽化した本庁舎の移転整備に向けた取組を進めておられます。

鎌倉市は「市役所の位置に関する条例」については、
「本庁舎の移転に際しては、当該条例の改正が必要だが、その時期は、『新しい本庁舎の建築着工前とするか、建築完了後とするかは、いずれでも差し支えないが、建築に必要な財源の見通しも立たない時期に制定することは適当でない』という地方自治法に対する国の解釈が行政実例として示されていることから、本庁舎建設に要する予算の概要が明らかにならなければ改正すべきではないと考えている。今後、基本構想、基本計画、基本設計、実施設計を順次策定していく中で、適正な時期に改正したいと考えている。」と説明されています。

これが適切な進め方だと思います。

加えて、以下のサイトもご覧ください。こんなふうに、自分たちの住むまちの市庁舎のこと、一緒に考えていきたいですよね。

 

鎌倉市本庁舎等整備事業

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