枚方市議会報第359号(2025年11月1日号)が発行されました。9月の全員協議会、9月定例月議会での一般質問の内容も掲載されています。

2025/10/27

枚方市議会議員の奥野みかです。

枚方市議会報第359号(2025年11月1日号)が発行されましたので、皆さんのお手元にまもなく届くと思います。

11月1日号では、9月定例月議会での議案審議、一般質問、決算特別委員会、全員協議会などが掲載されています。
私が行った一般質問の一部(以下の項目)は、2面の中ほどに掲載されています。

 

 

新庁舎整備 ⑤街区移転の合理性消滅 市民利益最優先の判断を

議員 枚方市駅周辺再整備で⑤街区移転の前提であった国、府、市の合同庁舎構想は消滅し、市が用地を取得して新庁舎を建設する合理性はない。④街区市有地を活用すれば、速く安く安全に整備できる。市長の考えを聞く。
市長 市民や議会の意見を踏まえ、庁舎位置を確定後、まちづくりの熟度を高めたい。
要望等 ⑤街区移転に固執せず、市民利益を最優先に責任ある判断を求める。

産後ケア事業 母と子の命を守るため 途切れない支援を

議員 産後うつ予防及び妊娠・産後期の自死防止に対する取組を聞く。
部長 妊婦全員への相談案内、支援が必要な妊産婦への保健師や助産師による訪問、医療機関と連携した支援等を行っている。
要望等 地域の助産所等に頼るだけでなく、産後ケア専用の拠点を整備する等、多職種連携で、支援が途切れない仕組みへの発展が、母と子の命を守り、地域全体で子育てを支える基盤になると意見する。

 

▶ 支援が途切れない仕組みの実現こそが母と子のいのちを守り、誰もが安心して子育てできるまちづくりにつながる。産後ケア事業の充実について、質問しました。9月定例月議会、一般質問の報告①です。

 

▶ まちづくりは誰のために行うのか。 何を実現するために行うのか。合理性を失った⑤街区移転に固執せず、市民利益を優先して、市庁舎は④街区建替えで自治と防災の拠点に。枚方市駅周辺再整備について、質問しました。9月定例月議会、一般質問の報告②です。

 


 

 

なお、今号4面には、全員協議会における私の質問の内容も掲載されています。

9月全員協議会(枚方市駅周辺再整備の取組について)

④街区の市有地 売却から定期借地へ 財源確保と説明責任を

質問 ⑤街区の庁舎用地取得の資金としていた④街区の市有地売却を、事前の説明もなく協議会当日の答弁で突然覆し、定期借地へと方針変更したが、財源確保や長期的な財政見通しをどう考えるのか。
答弁 市債を最大限活用し、他の投資的事業の費用や時期を見直すなど、市の負担の平準化を図る。
要望等 説明責任を果たさぬ方針転換は議会軽視、市民への背信である。

 

▶ 9月29日、枚方市駅周辺再整備の取組について、全員協議会が開催されました。「ゼロベースで」「売却ではなく定借を第一義に」!? 突然の方針転換を当日答弁で初めて明らかにする不誠実さには怒りも。しかし、持続可能な未来のための最適解を探れるよう、2つ目の代替案も示して、責任ある判断を市長に求めました。

^