11月12日、組合の病院部会の第10回定期総会が開催されました。院内感染を起こさないことを基本に、完全のリスクや強い不安を抱きながらも頑張ってきていただいています。
11月12日、自治労枚方市職員関係労働組合の市立ひらかた病院部会(第13部会)の第10回目となる総会で来賓挨拶をさせていただきました。
新型コロナウイルス感染拡大がまだまだ懸念される中での開催のため、来賓は組合の池田執行委員長と宮垣病院事業管理者と私の3人でした。
挨拶の中で、まずは、新型コロナウイルスの感染拡大のなか、感染のリスクや強い不安を抱きながらも、院内感染を起こさないことを基本に、病院関係者の皆さんには本当に踏ん張ってきていただいたこと、頑張ってきていただいたことに心からの感謝と敬意を伝えさせていただきました。
去る8月20日に「市立ひらかた病院における新型コロナウイルス感染症の対応」について、市議会で講演会が開催されましたが、事務長から、公的病院として市立ひらかた病院が担っている役割、行っている取り組みを知っていただきたく講演会を開催させていただいたとの挨拶に続いて、林病院長からお話がありました。
広報ひらかた8月号でも、林病院長のお話を紹介いただいていますが、講演会では、そもそも新型コロナウイルス感染症とはどんな病気なのかなどについての解説をいただいたうえで、第2種感染症指定医療機関として対応している市立ひらかた病院の現状について、具体的にどのような影響や課題が生じているのか、風評被害が与える病院及び病院職員の皆さんへの影響、病院経営への深刻な影響などのお話をいただきました。
そして、病院職員の皆さんが、多くの励ましの声や数々の支援に励まされ、困難な状況においても徹底した感染防止対策に取り組み、精神的にも肉体的にも大きな負担のなかで日夜奮闘している様子や回復された患者さんの笑顔を記録した映像もご紹介いただきました。その映像を見せていただくなかで、市立ひらかた病院で働く職員の皆さんの姿をとても誇らしく感じたこともお伝えさせていただきました。
私は今年度、枚方市病院事業運営審議委員会の委員もしていますが、9月24日に開催された会議では、新型コロナウイルス発生以降の厳しい経営状況のお話とともに、地域医療支援病院の申請についてのお話もあり、現在、本申請を行われたとの報告を受けています。市立ひらかた病院の地域の中核病院としての期待はますます高まることになります。職員の皆さんあってこそ、期待される公立病院としての役割の遂行、質の高い医療の提供、地域への貢献が可能となるわけです。
昨日(11月11日)、大阪府も8月7日の255人を上回り、過去最多の256人の感染確認で、リンク不明が144人と半数以上であり、病床利用についても、大阪では、確保病床の25%を超えた26.6%との報道がありました。第何派ということになるのかわかりませんが、次の波がそこまで来ているということなのかと思います。
公立病院で働く職員の皆さんのご意見をしっかりと受け止めながら、自治労組織内議員としての責任を果たせるよう、議会活動を通じて、私も力を尽くしていきたいと思っています。
▶ 広報ひらかた(2020年8月号)より抜粋