12月定例月議会に向けて、11月26日、総務委員協議会が開催されました。案件は11件。

2019/11/26

令和元(2019)年12月9日(月曜日)から開催予定の令和元(2019)年12月定例月議会に向けて、11月26日(火曜日)午前10時から私の所属する総務の委員協議会が開催されました。案件は11件でした。

 

◇総務委員協議会

(1)第2期枚方市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定について
国の「まち・ひと・しごと創生基本方針2019」を踏まえ、本市における人口減少への対応を引き続き推進していくため、現行の総合戦略を検証し、令和2(2020)年度を始期とする第2期総合戦略の策定することとし、骨子・策定スケジュール等についての報告がありました。
第1期に引き続き、本市への定住意向や住みよさの向上に係る2つの政策指標と3つの基本目標のもと取り組みを進めるにあたり、第2期総合戦略に盛り込む新たな視点は、Society5.0の実現に向けた技術の活用、スマートシティ実現に向けた取り組み、SDGsを原動力とした地方創生となっています。パブリックコメントは令和2(2020)年2月実施の予定。

(2)東京2020オリンピック聖火リレーについて
令和2(2020)年3月26日から121日間をかけて全国をつなぐ聖火リレー。本市は4月14日午後、門真市から聖火を引き継ぎ、豊中市につなぎます。スタート地点は調整中(12月中旬に発表予定)。ゴール地点はニッペパーク岡東中央で、ミニセレブレーションを開催予定。
オリンピック開催に向けた気運醸成を図るとともに、本市の魅力を国内外に発信しPRするため、聖火リレーにあわせてセレモニーを開催するもの。プレイベントは4月11日~14日に実施予定。

(3)行政改革の取り組みについて
策定した「使用料・手数料に関する設定基準」に基づき試算した結果、5つの施設使用料と2つの事務手数料について、改定の方向での結果となったことが報告されました。また、令和2(2020)年度以降の行政改革の方向性を示す「(仮称)行財政改革プラン2020~新たな改革ステージへ(案)」及び「別冊 具体的な取り組み/目標と実績」が提案され、12月にパブリックコメントを実施することが報告されました。

(4)枚方市地域防災計画等の修正等について
本市の防災体制の充実のため、平成30年の大阪北部地震や台風21号などの教訓を踏まえ、枚方市地域防災計画の修正、枚方市業務継続計画(BCP)の修正、枚方市災害時受援計画の策定を進めるなか、それらの素案(概要)の報告がありました。12月にパブリックコメントを実施し、防災会議等での審議を経て、令和2(2020)年3月に策定予定。

(5)入札関係不正行為排除・未然防止対策の構築について
第三者委員会から令和元(2019)年5月14日に受けた「入札関係不正行為排除・未然防止対策について」の諮問に対する答申を踏まえ、「機密情報管理」「コンプライアンス体制の強化」「入札契約制度」の3項目について構築した本市としての防止対策が報告されました。

(6)人事給与制度の改定・改正について
人事院勧告に準じた給与改定等の実施、及び給与制度の諸課題の見直し、高年齢雇用制度の見直しについての報告がありました。12月の定例月議会に関係条例の改正案が提出される予定。なお、在職者老齢年金制度の見直し等、今後の高年齢者雇用に関する諸制度の動向にも注視しつつ制度の見直し・改善を図っていくとのこと。

(7)市営住宅入居要件等の変更について
公営住宅における保証人のあり方について、国及び大阪府からの見直しの通知を受け、今後、入居時における連帯保証人を求めない取扱いに変更するとともに、本年4月より実施しているパートナーシップ宣誓制度の趣旨を踏まえ、市営住宅においても親族に準ずる者として入居できるよう制度を変更することについての報告を受けました。12月の定例月議会に条例改正案が提出される予定。

(8)市有資産等の有効活用の取り組みについて
枚方市市有資産民間提案制度に基づき、本年8月末募集締切のネーミングライツについて、21施設中6施設のネーミングライツパートナー候補者を選定したこと、10月末募集締切の元仮称北山社会教育施設用地の貸付について、11月25日に賃借予定者を決定したことの報告がありました。いずれも契約締結手続き完了後、令和2(2020)年4月開始の予定。

(9)工事請負契約締結状況報告(令和元年7月~9月)について
市長部局発注分3件、上下水道局発注分3件

(10)枚方市総合文化芸術センターの開館に向けた取り組みについて
令和3(2021)年度の開館に向け、現在、各種整備工事とともに、設置条例の改正や指定管理者の公募・選定に向けた準備等が進められている枚方市総合文化芸術センターに関する取り組みの概要について報告がありました。
枚方市総合文化芸術センターの設置に関する関係条例等は12月の定例月議会に提出予定で、指定管理者の公募選定は令和2(2020)年1月~4月の予定。選定された指定管理者に関館準備業務を委託。指定管理の期間は令和3(2021)年4月1日からの4年間で、令和3(2021)年9月上旬に開館、10月上旬から一般貸出の開始を予定しているとのことでした。
現メセナひらかた会館は、枚方市総合文化芸術センターの別館として令和3(2021)年4月1日から開館予定ですが、10月以降に改修工事が検討されているため、その間はいったん閉館し、令和4(2022)年4月に再開館を予定。
なお、市民ギャラリー及びふれあいホールは令和3(2021)年10月1日付けで廃止。枚方市市民会館は令和2(2020)年4月1日付けで指定管理者による管理から直営に変更、大ホールロビー及び小ホールは令和3(2021)年10月1日付けで廃止、令和4(2022)年4月1日付けで市民会館全館の廃止予定。

(11)今後のくずはアートギャラリー事業について
平成17年4月以降、京阪HD・財団法人枚方市文化国際財団・枚方市の三者のパートナーシップで運営を行ってきているくずはアートギャラリー事業について、協議の結果、財団法人枚方市文化国際財団が解散する令和3(2021)年3月末をもって終了するとの報告がありました。

上記の案件について、詳細は追って報告します。

 

 

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