3月16日、予算特別委員会の2日目(総務・文教)でした。令和2年2月に示された「長期財政の見通し」の内容も踏まえながら、1,508億円と過去最大規模になる令和2年度当初予算について、9つの観点から質問を行いました。

2020/03/16

令和2年度当初予算案は予算特別委員会に付託され、3月12日、16日、19日、24日、25日に開催される予算特別委員会で審議することになっています。今日はその2日目(総務・文教)でした。
予算特別委員会は13人で、「連合市民の会」会派からは、番匠議員と私の2人が出ています。質問の順番が11番目の私は、今日の午後一番でした。

令和2年2月に示されました「長期財政の見通し」においては、毎年度10億円を超える実質収支の黒字を維持できると見込まれていますが、私はこの「長期財政の見通し」には多くの疑問を持っており、先の総務委員協議会でも意見を述べさせていただきました。
令和2年度当初予算は、この「見通し」をベースに編成されていると思いますので、そうしたことも踏まえながら、順次、質問をさせていただきました。
今日の審議の中では、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響への対処も含め、突発的な財政需要や災害に対応する財源としての「財政調整基金」の確保など、市の基金運営について、説明責任を果たしながら、適正な管理・運営に努めていただくこと等を要望しました。

なお、質問内容については、この間、財政課や予算担当課にヒアリングをしながらまとめていき、以下の質問を行いましたが、詳細は順次報告します。

【質問項目】

・自主財源である市税各税目の増減理由について
・市の人口構造の変化を見通した財政運営について
・各基金の現状と令和2年度予算に計上した積み立てと取り崩しの内容について
・特定目的基金である「この街に住みたい基金」について
・総合文化芸術センター整備事業について
・留守家庭児童会室の施設管理について
・市史編さんに要する経費について
・枚方市駅周辺再整備ビジョン推進事業について
・改訂版枚方市防災マップの作成について

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