2月25日、3月定例月議会の初日でした。市長から2022(令和4)年度の市政運営方針が提案され、その後、2021(令和3)年度補正予算案の審議が行われました。
枚方市議会議員の奥野みかです。
2022(令和4)年3月定例月議会初日は、2月25日(金曜日)10時から始まりました。議会期間は、本日から3月29日(火曜日)までの33日間となります。
冒頭、市長の挨拶。
新型コロナウイルス感染症を取り巻く状況について、全国的には感染拡大のピークは過ぎたとも報道されているが、大阪府における新規感染者数は連日10,000人を超えており、学校園の臨時休業や高齢者施設のクラスター発生等、市民生活に大きく影響を及ぼしている。入院患者の7割以上が70台以上の高齢者となる等、いまだ予断を許さない状況。国は大阪府などに適用していたまん延防止等重点措置の3月6日までの再延長を決定した。本市においても依然として感染規模は大きく、ひらかた病院や保健所等、最前線の現場のひっ迫状況が続いており、現在、その対応に全庁一丸となってあたっているところ。3回目接種を終えた65歳以上の方は50%近くとなり、3月からは5~11歳児への小児用ワクチン接種予約がスタートする。今後は、3回目接種の効果や副作用についてなど、希望される方が安心して接種できるよう、今後も迅速かつ正確な情報提供に努め、円滑な接種体制の構築に努める、という内容でした。
「大阪府における新規感染者数は連日10,000人を超えており」という部分、「3回目接種を終えた65歳以上の方は50%近く」の部分に、思わず「?」と反応して、控室に戻ってからデータを振り返ってしまいました…。報道では、2月22日・23日は10,000人超でしたが、2月24日は5 ,657人、2月25日は 8,534人です。時点により大きく変わるので、数字を出される場合は、時点も示していただきたいと感じました。ワクチン接種については、2月21日時点で、65歳以上の高齢者の3回目接種率は46.8%となっていました。50%近く、ですね。
そして、市長による令和4年度の「市政運営方針」の説明。市政運営方針の読み飛ばしも少なくありませんでしたが、「2050年二酸化炭素排出量実質ゼロ」の部分が「2025年二酸化炭素排出量実質ゼロ」と言われたのには驚きました。(会派から指摘されましたが、公の場での修正はありませんでした…。)
その市政運営方針に対する代表質問は、3月4日、7日の2日間にわたって行われます。「連合市民の会」は西田政充議員(会派代表)が行います。
▶ 3月定例月議会で伏見市長が令和4年度市政運営方針を表明しました(枚方市ホームページ)
(※今回より、演壇の飛沫防止ガードが新調されていました。映像はこちらから。)
その後、一般・特別・事業会計の令和4年度予算案(10件)が提案され、予算特別委員会に付託となりました。
委員会は13人。「連合市民の会」からは、番匠映仁議員と私、奥野みかの2人が委員です。
議案は、補正予算案件が提案され(2件)、原案可決となりました。内容は以下(補正予算案件での議案審議)に記します。
本会議散会後、「枚方市駅周辺再整備における取り組み状況について」を案件とする全員協議会が開催されました。(※この内容については、別途報告します。)
その後、第1回の予算特別委員会が開催され、委員長・副委員長の選任、予算審査のスケジュールの確認、質問の順番等を決めました。予算特別委員会は、3月15日、17日、22日、23日、25日の5日間、いずれも午前10時から、枚方市役所別館4階の第3・4委員会室で開催されます。打ち合わせ会では、会派から委員が選出される特別委員会であるため、質問順位の考え方を再考すべきではないかという意見がありましたが、今回は、質問順位も議会報の掲載場所も、これまで同様、くじによるものとなりました。会派の番匠議員は2番目、私は12人中11番目です。
2月25日の付議事件議決の結果一覧は次のとおりです。
▶ 付議事件議決結果一覧
(※クリックするとPDFファイルが開きます。)
◆議案(補正予算)2件
議案第90号 令和3年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第12号)
→補正額 3,181,641千円
議案第96号 令和3年度大阪府枚方市病院事業会計補正予算(第3号)
→補正額 収益的収入 508,331千円、収益的支出 232,558千円、資本的収入 ▲ 9,467千円、資本的支出 ▲ 20,000千円
◆予算特別委員会設置・付託議案
【一般・特別・事業会計 令和4年度当初予算 10件】
議案第80号 令和4年度大阪府枚方市一般会計予算
議案第81号 令和4年度大阪府枚方市国民健康保険特別会計予算
議案第82号 令和4年度大阪府枚方市自転車駐車場特別会計予算
議案第83号 令和4年度大阪府枚方市財産区特別会計予算
議案第84号 令和4年度大阪府枚方市介護保険特別会計予算
議案第85号 令和4年度大阪府枚方市後期高齢者医療特別会計予算
議案第86号 令和4年度大阪府枚方市母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計予算
議案第87号 令和4年度大阪府枚方市水道事業会計予算
議案第88号 令和4年度大阪府枚方市病院事業会計予算
議案第89号 令和4年度大阪府枚方市下水道事業会計予算
▶ 予算特別委員名簿
※クリックするとPDFファイルが開きます。
補正予算案件での議案質疑
新型コロナウイルス感染症対策第13弾として、補正予算に計上された 2億5,009万4千円(市負担額 131,567千円)は、新型コロナウイルス感染症の影響による指定管理料の増額、妊婦への臨時特別給付金の増額、学校の感染対策の消毒液等購入に係る事業の前倒し等となっています。今回の補正により、これまでの新型コロナウイルス感染症対策経費の市負担総額は、51億1千万円となり、この市負担総額に対しては、国からの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(29億 7千万円)が充当される予定です。
◇市税 2,077,035千円
【内容】
決算見込みに基づく増額で、内訳は、個人市民税 461,523千円、法人市民税 511,019千円、固定資産税 902,548千円、都市計画税 130,641千円など。
なお、地方特例交付金(新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金) ▲ 716,169千円
個人市民税・法人市民税ともに想定したほどの減少にはならなかったため、決算見込み額にあわせて増額。固定資産税については、「中小事業者等が所有する償却資産及び事業用家屋に係る固定資産税及び都市計画税の軽減措置」が令和3年度限りの措置として創設されたが、その対象分をして約11億円を見込んでいたところ、決算見込み額は約4億円程度。その決算見込み額にあわせて、約7億円の増額を行うとともに、その際、全額補填を予定されていた地方特例交付金(新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金=全額補填予定の国の交付金)の減額(▲ 716,169千円)を行ったもの。
◇保育士等処遇改善臨時特例事業補助金 36,753千円
【内容】新型コロナウイルス感染症への対応と少子高齢化への対応が重なる最前線において働く者の収入を引き上げることとされた。これは、民間の保育士等の賃金を引き上げるための処遇改善措置に係る補助金で、2月~9月の収入を3%程度(月額9,000円程度)引き上げるもの(今回の補正は2~3月分)。私立保育所経費・小規模保育事業経費など。全額国財源。
▶ 令和4年2月から教育・保育の現場で働く方々の収入の引上げに必要な費用を補助します
▶ 保育士・幼稚園教諭等処遇改善臨時特例事業等の実施及び交付申請において御留意いただきたい点について
【議員からの質問】は次のとおり。
・補助金の交付により、民間保育士等の処遇が改善されたかどうかの確認はどのように行うのか。
・公立保育所の保育士等の処遇改善はどうなるのか。国からは何度も公立施設の職員も対象であると通知が届いているはずである。留守家庭児童会室も市職員は対象外となっている。
【市の答弁】としては次のとおり。
・実績報告書の提出の際、支払事実を証する書類の添付を求め、確認する。
・この処遇改善の適用を受けるにあたっては、2021(令和3)年度人事院勧告により期末手当の引き下げを行っている場合は、その水準を戻す必要がある。官民格差是正の観点からも、職員間の公平性の確保の観点からも、この処遇改善の適用は見送ったもの。
【奥野の意見】
民間には補助金の活用による処遇改善の方策を示しながら、公務部門の処遇改善の取り組みに消極的すぎるのではないでしょうか。国は、昨年12月24日に発出した総務省通知においても、経済対策の趣旨を踏まえた公務職場における適切な対応を求めています。国のQ&Aも随時更新されていますが、現時点では、2022年2~9月分までのうち、2~3月分を何らかの形で支給していることが補助要件のように記載されているのが気になっています。常勤・会計年度任用職員等、雇用形態も様々となっていますが、国が財源を示しているのですから、保育士・放課後児童支援員をはじめとする職員の処遇改善に、どうか、もれることなく取り組んでいただきたいと思っています。
◇新型コロナウイルス感染症対策経費 プレミアム付商品券事業費 ▲ 230,000千円
【内容】
住民税非課税世帯、生活困窮世帯に対して無償で配布予定であった商品券を引き換えに来られなかった結果、残数を販売したため。
【議員からの質問】は次のとおり。
・予算額について。
・総額から無償配布分を除いた約3億円の大半は事務費である。感染対策を重視して増額になったとはいえ、事務費は予算通り執行というのはどう考えるべきか。無償配布分の半分が残ってしまったこと、支援が必要なところに届けることができなかったことについて、どのように考えているか。
・しかるべき部署での取り組みであったのか、商業支援と生活困窮者支援が実行委員会形式の実施でよかったのか、商品券事業がそもそも適切なのか等、検証いただきたい。
【市の答弁】としては次のとおり。
・予算額は、実行委員会に対する支出で、事務費分、プレミアム分、無償配布分として、合計 7億4,250万円を計上。そのうち、無償配布分は 4億2,900万円(143,000人分)。
・1人でも多くの方に引き換えてもらえるよう、メール等を通じた周知や引換期間の延長等に取り組んだが、引換のために予約が必要であったこと等、課題を認識している。新型コロナウイルスによる生活不安が続く中、検証し、今後の展開につなげていく。
【奥野の意見】
無償配布の支給対象は約143,000人(市全体の約3分の1強)と見込んでいたけれども、確定した対象者数は約79,000人で、引き取りに来られたのがその半分程度との結果です。この事業の目的は、中小事業者支援なのか、生活困窮者支援なのか、その目的を達成できたのか、評価いただきたいと思います。コロナ対策について、真に必要な方への支援につながるよう、事業実施に際しての庁内協議もしっかりと行った上で、効果的な支援対策を実施していただきたいと考えます。
◇【債務負担行為補正】
枚方市駅周辺民間活力導入可能性調査委託 (限度額)1,000千円
【内容】サウンディング型市場調査にかかる実施要領の作成支援や提案内容の整理・分析、公募に必要な条件整備、市場調査結果の取りまとめ等の調査実施に関する業務などの支援業務。令和3年度から令和4年度までの債務負担行為で、限度額100万円。
【議員からの質問】は次のとおり。
・平成29~30年度の民間アドバイザー等、同様の調査や意見聴取もされていたと思う。今回の調査結果を今後のまちづくりにどのようにつなげているのか。
・市民説明会もない。夏に実施したワークショップも2回のみ。サウンディング型市場調査で、何を聞くというのか。この1年の動きも見えない中、急きょ、市場調査を仕立てたねらいとその効果について。
・補正予算で債務負担行為とした理由。
・サウンディング型市場調査は、コンテンツ(案)をたくさん募集しようとしているのか、具体的に案を示して集約させようとしているのか、どちらか。今回の調査の位置づけについて。
・何を目指しているのか、市長の見解について。
【市の答弁】としては次のとおり。
・④⑤街区の民間活力導入エリアに誘導・誘致するコンテンツなどについての「骨子案」を事前に示し、サウンディング型市場調査を実施することで、誘導・誘致するコンテンツや土地利用などの実現性を高め、9月をめどに、民間活力の導入による「④⑤街区の市有地を有効活用したまちづくりの考え方(案)」を作成するための取り組みを進める。
・サウンディング型市場調査の実施により、検討段階ではあるが、④⑤街区の市有地の有効活用について、プランの実現性を高め、民間事業者の参入意欲の向上を期待するもの。
・補正予算は、迅速に取り組むための措置である。
・骨子案で示すまちづくりの考え方の実現性や魅力をさらに高めていくための調査。サウンディング型市場調査の調査結果を得て、新たな土地利用や誘導するコンテンツの考え方を整理する。
・コロナ禍であっても、20年先、30年先を見据えた枚方市駅周辺再整備を実現したい。サウンディング型市場調査で、民間事業者に提案や意見を聞いていくことで、実現性をたかめていくことができる。
【奥野の意見】
今回、UR都市機構が前面に出てきて、サウンディング型市場調査を3~5月に実施するなどという話は、「枚方市駅周辺再整備基本計画」を正式決定し、「都市計画マスタープラン」や「立地適正化計画」にまで書き込んでおいて、いまさら何を調査するのか、という感じが否めません。実際のところ、基本計画の作り直しをしようというものになっているのでしょうか…。
もっとも、枚方市駅周辺再整備基本計画において、④⑤街区の整備に関する内容は非常に不透明です。ほぼ公有地である土地の利用を土地区画整理事業で整理するとし、⑤街区に、という新庁舎整備構想も示されてはいますが、市民への説明会もまともに開催できず、市民的議論を引き出すこともできていません。そうこうしているうちに、行政手続きにおいてはDXも推進され、求められる庁舎機能も変わってくるのではないでしょうか。
コロナショックの影響も、さらには予測困難な国際情勢のもと、何が何でも推進するという市長の姿勢には不安が募るばかりです。社会状況も経済状況も不透明で、枚方市の財政見通しも不確かなので、事業の長期化は避けられないと思われます。かねてより訴えてきていますが、まずは、老朽化も著しい不要施設・廃止施設(市民会館大ホール棟)の撤去を先行し、跡地の暫定活用をしながら、④⑤街区の整備について、市民とともに考える姿勢をもって検討するべきであると思います。
◇【繰越明許費補正】
枚方市駅周辺地区市街地再開発事業補助金 1,888,113千円
市駅周辺再整備事業 5,000千円
枚方市駅前行政サービス再編事業 39,490千円
【議員からの質問】は次のとおり。
・繰越の理由について。
【市の答弁】としては次のとおり。
・③街区第3工区の再編に係る内装設計で、第3工区の新築工事に時間を要したため業務が完了できなかったもの。③街区における解体除去費及び補償費等で、第3工区の新築工事及び第1工区の工事に時間を要していたため。北口駅前広場の拡充に合わせて改良を予定している高架下道路にかかる設計委託料について、コロナ禍の影響で交通管理者等との調整に時間を要したため繰り越すもの。
※別記
議案第90号 令和3年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第12号)
(歳入歳出補正額 3,181,641千円、補正後の額 172,517,323千円)
↓
※令和3年度当初予算は141,400,000千円なので、ここまでで 31,117,323千円の補正増額になります。
基金積立金の増額や土地開発公社健全化に向けた買戻し予算、新型コロナウイルス感染症の影響による指定管理料の増額、妊婦への臨時特別給付金の増額、学校の感染対策の消毒液等購入に係る事業の前倒し等(※下線分が新型コロナ関連予算)
【歳入】
▪市税 2,077,035千円(←決算見込みに基づく増額)
▪地方消費税交付金 903,806千円(←決算見込みに基づく増額)
▪地方特例交付金(新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金) ▲ 716,169千円(←決算見込みに基づく減額)
▪地方交付税(普通交付税) 2,734,124千円(←国の補正予算に伴う増額)
▪新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金 1,392,042千円(←国の交付決定に伴う増額。最終受入れ額は約30億円→2,969,147千円)
▪学校施設環境改善交付金 711,806千円(←国の補正予算に伴う増額)
▪指定寄附金(緑化推進のために)▲ 5,985千円(←大阪府からの寄附金の減額。実行委員会方式で募金活動を行っている「万博の桜2025募金」への寄附が微少であたっため、全額減額)
▪競艇収入 252,281千円(←決算見込みに基づく補正。例年、1億円程度なので、今年度は多い。)
▪臨時財政対策債 ▲ 2,196,603千円(←地方交付税の増額に対応した補正)
▪財政調整基金繰入金 ▲ 3,185,249千円(←特定目的基金への積み替え及び収支調整)
【歳出】
▪施設保全整備基金積立金 1,000,000千円(後年度の財政需要に備えた積み立て【積】←一般財源)
▪生涯学習市民センター・図書館6複合施設指定管理料 65千円(新型コロナウイルス感染症の影響による増額【委】←一般財源)※指定管理者運営施設については、利用料金制の部分の補填と、かかり増し経費によるアルコール消毒液等購入経費を増額。
▪総合福祉センター指定管理料 481千円(新型コロナウイルス感染症の影響による増額【委】←一般財源)
▪生産活動拡大支援事業費 1,200千円(就労継続支援事業所への販路開拓など生産活動支援に係る補助【補】←国2/3 800千円)
▪障害福祉分野のICT導入モデル事業経費 17,759千円(障害福祉サービス事業所等における生産性向上を目的としたICTの導入に係る補助【報・補】←国2/3 11,827千円)
▪国民健康保険特別会計への繰出金 566,547千円(国保財政安定化支援事業等分【繰】←国・府財源 11,605千円)
▪保育士等処遇改善臨時特例事業補助金 36,753千円(民間の保育士等の賃金を引き上げるための処遇改善措置に係る補助金/私立保育所経費・小規模保育事業経費【補】←全額国財源)
▪総合型放課後事業費(放課後キッズクラブ) 836千円(民間の放課後児童支援員等の賃金を引き上げるための処遇改善措置に係る補助金【委】←全額国財源)
▪妊婦への臨時特別給付事業費 60,000千円(支給対象者見込みを踏まえた増額【補】←一般財源)
▪やすらぎの杜指定管理料 1,048千円(新型コロナウイルス感染症の影響による増額【委】←一般財源)
▪土地開発公社健全化対策事業経費 232,693千円(土地開発公社健全化に向けた東部清掃工場事業用地の買い戻し)(大字尊延寺地区、20431.79㎡、元金222,414千円、利子8,055千円、事務費2,224千円)【土地購入費】←一般財源)
▪新型コロナウイルス感染症対策経費 プレミアム付商品券事業費 ▲ 230,000千円(無償配布分の【負】)
▪新型コロナウイルス感染症関係制度融資信用保証料補給金 1,761千円(同制度融資の延長による補正【補】←一般財源)
▪主要道路リフレッシュ整備事業 272,200千円(国の補正予算に伴う事業の前倒し【工】←国 106,500千円、市債 165,600千円)
▪土地開発公社健全化対策事業経費 77,509千円(土地開発公社健全化に向けた準用河川穂谷川用地の買い戻し)(杉責谷1丁目地区、1605.72㎡、元金56,201千円、利子20,746千円、事務費562千円)【土地購入費】←一般財源)
▪都市公園有料施設指定管理料 4,702千円(新型コロナウイルス感染症の影響による増額【委】←一般財源)
▪都市計画道路整備事業費 229,000千円(国の補正予算に伴う長尾杉線、御殿山小倉線、北山通線に係る事業の前倒し【工事請負費・土地購入費】←国 36,420千円、市債 192,500千円)
▪新庁舎及び総合文化施設整備事業基金積立金 1,000,000千円(後年度の財政需要に備えた積み立て【積】←一般財源)
▪私立幼稚園教諭等処遇改善臨時特例事業補助金 431千円(民間の幼稚園教諭等の賃金を引き上げるための処遇改善措置に係る補助金【補】←全額国財源)
▪学校園施設改善事業経費 2,632,100千円(国の補正予算に伴う小中学校のトイレ改善等に係る事業等の前倒し【委・工】←国 711,806千円、市債 1,920,100千円)
▪児童・生徒等の健康管理事業 91,800千円(国の補正予算に伴う学校の感染対策の消毒液等購入に係る事業の前倒し【消・備】←国1/2 45,900千円)
▪成人祭(はたちのつどい)実施経費 ▲ 34,246千円(2021年度成人祭が予定通り執行されたため、不執行。【委・補】←一般財源)
▪生涯学習・図書館6複合施設指定管理料 404千円(新型コロナウイルス感染症の影響による増額【委】←一般財源)
▪総合スポーツセンター指定管理料 13,853千円(新型コロナウイルス感染症の影響による増額【委】←一般財源)
▪渚市民体育館指定管理料 5,796千円(新型コロナウイルス感染症の影響による増額【委】←一般財源)
▪伊加賀スポーツセンター指定管理料 11,321千円(新型コロナウイルス感染症の影響による増額【委】←一般財源)
▪学校臨時休業対策事業補助金 39,904千円(臨時休校や出席停止における給食食材費の学校給食会への補助の増額。給食代を保護者から徴収できない分の補填。【補】←一般財源)
▪減債基金積立金 1,000,000千円(後年度の財政需要に備えた積み立て【積】←一般財源)
【債務負担行為補正額(1,000千円)】
▪枚方市駅周辺民間活力導入可能性調査委託〈期間〉令和3年度から令和4年度まで 〈限度額〉1,000千円
【繰越明許費補正額(7,320,130千円)】
▪子育て世帯への臨時特別給付事業 32,687千円
▪社会福祉施設等施設整備費補助金 205,110千円
▪新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業 139,820千円
令和3年度分を精算せず、国からの財源とともに令和4年度に繰り越すもの。接種対策事業も同様。
▪新型コロナウイルスワクチン接種対策事業 305,648千円
▪妊婦への臨時特別給付事業 4,823千円
▪京阪本線連続立体交差事業 348,367千円
▪枚方市駅周辺地区市街地再開発事業補助金 1,888,113千円
▪市駅周辺再整備事業 5,000千円
▪枚方市駅前行政サービス再編事業 39,490千円
▪長尾杉線整備事業 780,192千円
▪児童・生徒の健康管理事業 91,800千円
▪施設改善維持補修経費 757,100千円
▪トイレ改善事業 1,875,000千円
【これまでの補正予算の振り返り】
議案第110号 令和3年度大阪府枚方市一般会計予算 3月定例月議会
(歳入歳出予算額 141,400,000千円)
☆新型コロウイルス関連第1弾→予算額 962,654千円(うち市負担額 761,890千円):地域外来・検査センター運営委託料等
議案第154号 令和3年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第1号) 3月定例月議会
(歳入歳出補正額 3,912,138千円、補正後の額 145,312,138千円)
☆新型コロウイルス関連第2弾→補正予算額 3,912,138千円(うち市負担額 1,512,060千円):新型コロナウイルス感染症対策費(PCR検査、労働者派遣、薬局薬剤師に対する応援金支給業務など)や新型コロナウイルスワクチン接種対策事業費、学校ICT機器等整備事業費等
議案第1号 令和3年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第2号) 5月定例月議会
(歳入歳出補正額 1,600,000千円、補正後の額 146,912,138千円)
☆前年度繰越金
議案第8号 令和3年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第3号) 6月定例月議会
(歳入歳出補正額 210,699千円、補正後の額 147,122,837千円)
☆新型コロウイルス関連第4弾(第3弾は国民健康保険特別会計:傷病手当金で11,020千円)→補正予算額 202,350千円(うち市負担額 88,890千円):新型コロナウイルス感染症対策(高齢者施設従事者等PCR検査委託料)、入院医療費負担金、在宅療養者緊急対応事業(濃厚接触者への自宅療養セット配付)、家庭ごみ収集業務継続支援事業等
議案第23号 令和3年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第4号) 6月定例月議会②
(歳入歳出補正額 2,238,943千円、補正後の額 149,361,780千円)
☆新型コロウイルス関連第5弾→補正予算額 2,238,943千円(うち市負担額 871,946千円):新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業、感染拡大防止対策事業(抗原検査キットの配布、PCR検査の強化、感染防止対策備品)、新型コロナウイルスワクチン接種対策事業、飲食店等感染症対策備品購入事業、プレミアム付商品券事業等
議案第26号 令和3年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第5号) 9月定例月議会
(歳入歳出補正額 1,211,289千円、補正後の額 150,573,069千円)
☆新型コロウイルス関連第6弾→補正予算額 872,141千円(うち市負担額 329,455千円):新型コロナウイルス感染症の受診調整を行う「地域外来・検査センター」の設置、受診相談コールセンター運営業務や在宅療養者に対する看護師の訪問看護事業の拡充のための費用、変異株の流行による子どもたちへの感染拡大防止のための学校園・保育所等への支援等
議案第51号 令和3年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第6号) 9月定例月議会②
(歳入歳出補正額 216,367千円、補正後の額 150,789,436千円)
☆新型コロウイルス関連第7弾→補正予算額 216,367千円(うち市負担額 168,517千円):地域経済の活性化につながる取り組み、保育所等の従事者へのPCR検査(追加)、在宅療養者及び濃厚接触者への配食サービス委託(追加分)、「ハイブリット型授業」の充実を図るための機材購入等
議案第52号 令和3年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第7号) 9月定例月議会③
(歳入歳出補正額 32,670千円、補正後の額 150,822,106千円)
☆新型コロウイルス関連第8弾→補正予算額 32,670千円(全額国負担):新型コロナウイルスワクチン3回目接種に係る接種券の発送業務等、債務負担行為補正額(令和3年度から令和4年度まで、限度額 14,310千円)
議案第55号 令和3年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第8号) 12月定例月議会①
(歳入歳出補正額 2,385,678千円、補正後の額 153,207,784千円)
☆新型コロウイルス関連第9弾→補正予算額 1,155,440千円(うち市負担額 76,831千円):新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費及び接種対策事業費、高齢者施設従事者等PCR検査委託等の新型コロナウイルス感染症対策費、市立ひらかた病院における新型コロナウイルス感染症対応(診療用薬剤費)等
議案第77号 令和3年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第9号) 12月定例月議会②
(歳入歳出補正額 3,190,273千円、補正後の額 156,398,057千円)
☆新型コロウイルス関連第10弾→補正予算額 3,190,273千円(全額国負担):子育て世帯への臨時特別給付金(先行給付金)
議案第78号 令和3年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第10号) 12月定例月議会③
(歳入歳出補正額 11,679,075千円、補正後の額 168,077,132千円)
☆新型コロウイルス関連第11弾→補正予算額 11,675,167千円(うち市負担額 13,512千円):生活困窮者に対する自立支援金の再支給や住民税非課税世帯等への臨時特別給付金の支給 、子育て世帯への臨時特別給付金の支給、新型コロナウイルス感染症対応の追加経費等
議案第79号 令和3年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第11号) 1月緊急議会
(歳入歳出補正額 1,258,550千円、補正後の額 169,335,682千円)
☆新型コロウイルス関連第12弾→補正予算額 1,248,342千円(うち市負担額 1,152,042千円):子育て世帯への臨時特別給付金の支給、妊婦への臨時特別給付金の支給、住民税非課税世帯等への臨時特別給付金の支給(組み換え)、電子書籍の追加購入等
議案第90号 令和3年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第12号) 3月定例月議会
(歳入歳出補正額 3,181,641千円、補正後の額 172,517,323千円)
☆新型コロウイルス関連第13弾→補正予算額 250,094千円(うち市負担額 131,567千円):新型コロナウイルス感染症の影響による指定管理料の増額、妊婦への臨時特別給付金の増額、学校の感染対策の消毒液等購入に係る事業の前倒し等
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※令和3年度当初予算は141,400,000千円なので、ここまでで 31,117,323千円の補正増額になります。
★ここまでで、新型コロナウイルス感染症対策関連経費(第1弾~第13弾)は、25,967,599千円(うち市負担額 5,106,710千円)で、今回 250,094千円が加算となっています(第13弾)。この市負担総額(51億1千万円)に対しては、国からの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(29億7千万円)が充当される予定です。