「やさしい日本語」は、難しい言葉を言い換えるなど、相手に配慮したわかりやすい日本語のこと。やさしい日本語ガイドラインが策定されました。

2020/09/02

日本に住む外国人が増え、その国籍も多様化する中で、日本に住む外国人に情報を伝えたいときに、多言語で翻訳・通訳することができればいいですが、「やさしい日本語」を用いることも重要です。それは、外国人だけではなく、高齢者や子どもたちにとっても、わかりやすく、理解しやすくなるのではないかと思います。

「やさしい日本語」は、難しい言葉を言い換えるなど、相手に配慮したわかりやすい日本語のことです。日本語の持つ美しさや豊かさを軽視するものではなく、外国人、高齢者や障害のある人など、多くの人に日本語を使ってわかりやすく伝えようとするものです。

 

やさしい日本語のイメージキャラクター「ことりん」です!
日本に住む外国人が日本で生活しやすくなるよう、さまざまな情報がやさしい日本語で外国人に届くよう、「ことば」が「鈴」の音のように響くよう願いをこめて、「ことりん」と名づけられたとのことです。

 

共生社会実現に向けた「やさしい日本語」の活用を促進するため、出入国在留管理庁と文化庁が「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン(2020年8月)」を策定しています。このガイドラインは、やさしい日本語の中でも、特に書き言葉に焦点を当てたガイドラインとのことです。

また、別冊の「やさしい日本語書き換え例(2020年8月)」では、日本語をやさしい日本語に変換する際の一例を掲載しています。

法務省のHPにリンクしています。
^