市庁舎がやばい! 市庁舎本館4階外壁軒先部からコンクリート片が落下。いま、大切なことは「大規模災害に備える」こと。
枚方市議会議員の奥野みかです。
市庁舎が大変な状況になっています。かなりやばい‼
4月7日(金曜日)15時30分頃、市庁舎本館市民課側の出入口向かって右側の4階の外壁軒先部から30cm程度のコンクリート片が剥離し、落下。コンクリート片は、2階の手すりに当たり、植込み横に落下したとのことです(通行人への被害はありません)。
現在、「きけん立入禁止」のロープで囲い、危険回避の注意喚起をしているとのことです。市庁舎本館へ正面玄関からの出入りはできません。
市庁舎本館の北側にも立ち入らないようコーンがはりめぐらされています。シェアサイクル、出せるのかな…。
同じく市庁舎本館の北側を緑道側から見た状況です。
こちら側の外壁は大丈夫か、コンクリート片の落下リスクはあるのか。点検・調査が行われるのでしょう。
市庁舎南側、公用車の駐車場です。コーンで立ち入りを抑制しています。
こちら側の外壁は大丈夫か、コンクリート片の落下リスクはあるのか。調査結果が明らかになるまで、近づかないようにしましょう。
市は、早急に調査を行い、必要な措置を行うと説明されていますが、前年度の法定点検(建築物等の12条点検、3年以内毎に実施)で「指摘」は受けていなかったようです。
昨年、やはり4階軒先からコンクリート片が落下した枚方市職員会館(旧枚方市市民会館大ホール棟の横)についても、前年度の法定点検で指摘はなかったとのことでした。
いま、大切なのは、大規模災害に備えること。
旧枚方市市民会館大ホール棟は壁面3面を落下物防護ネットに覆われ、隣の会館には、侵入防止柵と、それでも入館しなければならない人のためにシェルターが設置されています。
危険建築物は一刻も早く解体撤去し、まずは何にでも使える空間にしておかなければいけないのではないでしょうか。
大地震で危険建築物が倒壊してしまえば、がれきの山との闘いから災害対応を始めなければならないかもしれません…。