枚方市役所庁舎と枚方消防署庁舎のダブル移転のごり押しは、現在、そして将来の枚方市民に大きな禍根を残すのではないか。12月23日の枚方寝屋川消防組合定例会の一般質問では、枚方市における適切な消防・救急・救助体制を確立するという立場から、枚方市との協議に臨んでいただきたいと要望しました。
枚方市議会議員の奥野みかです。
「老朽化した枚方消防署の更新整備について」の報告です。
12月23日、枚方寝屋川消防組合の第3回定例会が開催され、その中で、「老朽化した枚方消防署の更新整備について」一般質問を行いましたので、その報告です。
老朽化し、耐震性能も確保されていない築53年の枚方消防署本署庁舎の更新、並びに訓練施設の整備は、必要かつ緊急の課題です。そのような中、今年8月、枚方市議会の総務委員協議会において、約2㎞離れた現禁野小学校・旧中宮北小学校跡地を移転候補地とする枚方消防署の移転建て替え案が提案されました。そして、同日、枚方市から枚方寝屋川消防組合にも報告されました。
枚方消防署が旧中宮北小学校跡地に移転した(現在位置からなくなった)としても、現枚方消防署が所管する「5分消防・5分救急」に問題はないと消防組合から説明を受けているとの市は答弁するのですが、どのようなシミュレーションを根拠として、「5分消防・5分救急」に問題はないと説明しているのでしょうか。
本来なら現在地の隣接地域(⑤街区内)で具体化されるべき枚方消防署の建て替えが、「旧中宮北小学校跡地への移転」という形で、ただでさえ、廃校後の小学校跡地の活用について地域住民が複雑な想いを持っておられる地域に、大きな課題を「飛び火」させてしまっています。
枚方市役所庁舎を現在地の④街区で更新するのではなく、北河内府民センター跡地を含む⑤街区に移転する前提に固執するため、枚方消防署庁舎及び訓練施設を現在地隣接の⑤街区ではなく、現禁野小学校・旧中宮北小学校跡地への移転を提案するという「ダブル移転」のごり押しは、現在、そして将来の枚方市民にとって大きな禍根を残すのではないかと考えます。とにかく、いま、都合のいい場所を「流用する」といった考えではなく、市民の安全・安心を第一に考え、この先の枚方市を守り抜く消防署があるべき場所を熟考していただき、さらには防災拠点の整備に繋げていただきたい。現枚方消防署の隣接地である⑤街区内に必要な面積の用地を確保して、枚方消防署庁舎及び訓練施設の更新整備を行うことこそが、枚方市の消防力の適正配置の観点からも、よりよい選択になるのではないでしょうか。消防組合においては、あくまでも枚方市における適切な消防・救急・救助体制を確立するという立場をしっかりと持っていただき、枚方市との協議に臨んでいただきたいと強く求めました。
枚方市は、枚方市役所の新庁舎の整備位置に関しては、⑤街区が現庁舎がある④街区よりも災害対応上も優位であるとしながら、枚方消防署本署の設置位置となると、淀川堤防決壊による⑤街区の浸水リスクを持ち出す「二枚舌」を使っています。そして、枚方消防署の移転先は「浸水想定区域外」を条件にされたとのことですが、これは、枚方市が現禁野小学校・旧中宮北小学校跡地を移転候補地とするために持ち出したことについて、組合側が市の意向に迎合しているかのように思えます。
以下、12月23日の一般質問でのやりとりを掲載します。
老朽化した枚方消防署の更新整備について
Q.私の質問
「老朽化した枚方消防署の更新整備について」、質問させていただく。
まず、「1.消防・救急体制の維持について」、4 点伺う。
老朽化し、十分な耐震性能も確保されていないことから、中2階及び5階の使用が制限されている、1971(昭和46)年築の枚方消防署庁舎の更新、並びに訓練施設の整備は必要かつ緊急の課題である。
そのような中、約2㎞、直線距離では約1.5㎞離れた現禁野小学校・旧中宮北小学校跡地を移転候補地とする枚方消防署の移転建て替え案が先の全員協議会で報告された。
消防行政においては、「消防力適正配置に係る調査・研究」も進められており、全員協議会でご報告いただいた。現枚方消防署の所管する区域では、「5分消防・5分救急」への対応ととなる救急体制の増強として、冒頭の管理者の挨拶の中でも触れられていたが、今年4月より、本部庁舎からの「日勤救急隊(機動救急隊)」の運用も始まっている。枚方消防署庁舎及び訓練施設の更新・整備が、区域全体の消防機能の低下につながるなんてことがあってはならないと考えるが、実際の道路状況等を踏まえ、とりわけ昼間の枚方市駅周辺の滞留人口に鑑み、また、さらに高度化された枚方市駅周辺の土地利用に対応する消防機能の確保を想定すると、現枚方消防署の所管する区域における消防・救急・救助の体制が維持できなくなるのではないか、消防力の低下につながるのではないかと非常に懸念するが、見解を伺う。
次に、約2㎞、直線距離で約1.5㎞離れた現禁野小学校・旧中宮北小学校跡地への移転により、現枚方消防署の機能がすっぽりとなくなってしまっても、区域の「5分消防体制」が維持できることを消防組合が実施したシミュレーションで確認していると、市の担当部長の答弁があった。
火災等が発生した際の現場到着時間の1分1秒が極めて重要であることは言うまでもない。滞留人口や大規模建築物の密集地域である枚方市駅周辺への「現着」、現場到着時間の速さは絶対的に必要である。移転候補地から枚方市駅周辺への最短道路は、通行量の多い片側一車線、下り坂道のバス路線で、雪が積もっただけでも交通マヒが発生してきた道路である。大規模地震等発生時に、車両事故や大渋滞が発生すれば、緊急車両であっても通行できなくなることは容易に予想できる。現場へのアクセス道路が通行不能になって、緊急車両が「現着」できないなんてことはあってはならない、あってほしくないと考える。
伊加賀出張所の機能が枚方消防署及び中振出張所に統合される際にも、5分消防体制は維持される再編であるとの説明があったが、伊加賀出張所廃止に伴い、南西に拡大した枚方消防署の所管区域についても本当に5分で到着できるのだろうか。伊加賀出張所の再稼働でもしない限り、移転候補地から、伊加賀地区、淀川河川敷への5分以内の到達は不可能に近いという現場の声もある。「5分消防体制」が維持できるかどうかは地図上の距離で判断できるものではないと考える。そこで、2点目である。実際、こうした各種の状況を踏まえたリアルなシミュレーションがなされたのかどうか、伺う。
あわせて、現枚方消防署の所管区域のカバー策として、消防業務と救急業務を分離した救急ステーションの設置を検討されているとのことである。このことは、枚方市駅周辺の救急需要対策を踏まえると、現枚方消防署からの移転に問題があることを示しているのではないか。そこで、3点目である。消防と救急業務を分離した体制が、本当に効果的・効率的な体制と言えるのか、見解を伺う。
最後に、枚方消防署本署が渚出張所と同一の所管区域に位置することになれば、渚出張所の統合等などの見直しを検討されることになるのかについても伺う。
A.吉岡総務部長の答弁
枚方消防署建替・移転に係る候補地選定にあたって、現行の消防体制を維持することができる立地、充分な面積、浸水想定区域外であること、緊急交通路に容易にアクセスできることを条件に枚方市に依頼してきた。
候補地案とされている旧中宮北小学校跡地に移転した場合でも、署所の位置、車両の時速などを踏まえたシミュレーション結果において、5分消防体制が維持できることを確認しており、消防力が低下することはないと考えている。
しかしながら、気候や交通状況など、様々な要因が現場出動に影響を与えることも考えられることから、シミュレーションの結果については、一つの客観的な指標であると認識している。
本消防組合では、多くの署所で消防隊と救急隊が同一署所で勤務する体制となっているが、全国的に救急件数が増加の一途をたどる中、救急隊のみが勤務する署所や同一署所に複数の救急隊が配備されている消防本部が見受けられる状況である。
本消防組合においても、消防需要に対して限られた消防資源を適正に投入するために、渚出張所との統合や枚方市駅周辺の救急需要に対応するための救急ステーションの設置など、署所の再編や適正配置について枚方市の関係部局とともに総合的に検討していく。
O.私の意見・要望
意見を述べ、再質問させていただく。
「シミュレーションの結果は、一つの客観的な指標であると認識」とのご答弁である。
ここで、議長の許可を得て、消防組合から提供いただいた「現状(枚方消防署移転前)」と「枚方署移転・渚廃止」のシミュレーションの図を示させていただく。
時速30㎞で走行したとの想定で、消防署所の現在地を中心点として、地図上に半径2.5㎞の円を描いた円の内側が「5分消防・5分救急」の到達圏のシミュレーションであるとのご説明である。
こちらが「現状(枚方消防署移転前)」のシミュレーションである。枚方消防署の所管する区域を朱で色づけている。
消防組合から提供いただいたのがこの2点で、こちらは「枚方署移転・渚廃止」のシミュレーションに、現枚方消防署の所管する半径2.5㎞の区域を朱色で重ねている。
要するに枚方市駅という中心市街地や淀川河川公園といったエリアを通常の所管分担の上に重ねてカバーする体制を消滅させるということが見て取れるわけである。
直線距離で2.5km以内が「5分消防・5分救急」のシミュレーションというのは、人命が安易な検討で済まされているのではないかとの声も聞いている。「5分消防・5分救急」到達圏の確認には、曜日や時間帯を変え、「想定出動」を繰り返して蓄積された現着時間の実証データからの判断が必要なのではないだろうか。もっとも、実際の「出動報告書」に記録された「覚知・出動・現着・放水開始・鎮火」に基づく確認も必要であると考える。さらに、高層化・複雑化した枚方市駅周辺の建築物への対応シミュレーションも求められるのではないか。
現在の位置、もしくは近隣の場所に枚方消防署があるべき理由として、市街地への火災対応については誰もが予想するところかと考えるが、消防の使命はそれだけではない。救急・救助についても1分1秒を争う現場である。~現場の職員さんの声でもある。
救急については、市街地に近い消防本部に「日勤救急隊(機動救急隊)」が配置された。救助について、特に人が集まる市街地・中心部においては、災害時に複雑多様化しやすい性質を持つため、市街地に近い現枚方消防署には「高度救助隊」が配置され、多様化する災害に備えておられる。
救助に必要な車両として、あらゆる災害に対応可能な「Ⅲ型救助工作車(2018年2月)」や、「特殊災害用コンテナ」「遠距離大量送排水用コンテナ」「支援用コンテナ」を必要に応じて積み分けて出動する特殊災害対応車「支援車Ⅱ型(2015年4月)」が配備されている。
「特殊災害ユニット」は毒劇物事案対応として、近年課題となる市街地テロ対策の主力となっていることから、市街地近くに配置する必要がある。また、「遠距離大量送排水用ユニット」についても、震災時の水利確保が主目的であることから、淀川近辺に配置することが望まれる。同様に、支援のうち、「水難救助ユニット」は、救助事案の中でも特に現着時間が生死を左右することから、発生率の高い淀川近くに配置することが望まれる、と聞いている。
また、現枚方消防署には火災予防の専門部署「予防課」があり、大規模な事業所等の火災予防を担当されている。不特定多数の者が出入りする大規模な「特定防火対象物」も、31mを超える防火対象物も、言うまでもなく、枚方市駅周辺に集中しており、集中・継続的な火災予防が求められるところである。
新宿歌舞伎町ビル火災をはじめ、近年では大阪北区の診療内科クリニック放火火災、札幌ススキノビル火災において、多くの命が犠牲となり、全国的にも消防職員の火災予防業務がいかに重要か認識されるようになっている。専門部署である「予防課」は、市街地近くの配置が求められる。
枚方市駅周辺の高度利用、防災公園と連携する災害拠点となる市役所庁舎の整備計画等、現時点では課題の重要性・緊急性が大きく変わっている。さまざまな考察を行っても、枚方消防署及び訓練施設を現在位置に隣接する⑤街区内に移転建て替えできるように再検討すべきではないか。
Q.私の質問
ここで、「2.⑤街区内での整備について」として、2点伺う。
枚方市が定めた枚方市駅周辺再整備基本計画には、「防災機能の強化に向けて、老朽化が進行している枚方消防署の⑤街区への移転を検討します。」とか、「枚方消防署の⑤街区での建て替えについて検討を進めます。」との記載があります。消防組合として、枚方市に対し、枚方消防署の⑤街区への移転の具体化を求めて来なかったのか、伺う。
また、結果的に枚方市が示した今回の移転候補地の案は、小学校の統合により廃校となった住宅街にある旧中宮北小学校跡地であった。廃校に対して複雑な想いもお持ちである地域住民にとって、消防署本署の移転などという話は「寝耳に水」である。
かつて、この本部庁舎を新町に移転する際も、住宅地におけるサイレンやエンジン音などの騒音問題については特に深刻で、地域の皆さんの同意を得るのは大変だったと聞いている。24時間365日、緊急車両の出動がある消防署本署を住宅街に設置するとなれば、近隣住民の環境負担は非常に重いわけである。まして、地域還元性の乏しい跡地活用は地域住民に二重、三重の負担の押しつけにもなりかねない。旧中宮北小学校跡地を枚方消防署(本署)の移転先としようする際に、小学校の統廃合により廃校となった小学校跡地の活用に係る地元住民の複雑な感情を考慮されたのか、伺う。
A.吉岡総務部長の答弁
枚方消防署の⑤街区への移転整備については、これまでも枚方市の関係部局と協議を重ねてきたが、枚方消防署を整備するうえで、様々な災害を想定した訓練をすることができる訓練施設が同一の敷地にあることを希望しており、⑤街区においては、訓練施設と消防署が一体となった施設の規模の敷地面積を確保することが困難であることが示されたところである。
また、市民の安全・安心を担う消防署の移転にあたっては、地域住民のご理解が必要不可欠であると認識している。
議員ご指摘の環境負担があることは認識しているが、一方で地域からは、「防災拠点の整備」を旧中宮北小学校跡地に望む声もいただいているとお聞きしていることから、本署の移転は、地域防災力の向上に貢献できるものと考えている。今後は、枚方市の関係部局とともに地域住民のご意見をしっかりとお聞きしながら丁寧に、取り組みを進めていく考えである。
O.私の意見・要望
3回目となるので、意見のみ、述べさせていただく。
市も組合も、⑤街区内では枚方消防署新庁舎及び訓練施設に必要な3,500㎡の敷地面積の確保が難しいという理由ばかりを繰り返されている。しかし、枚方市役所の新庁舎は、災害対応機能を強化して拡大される公園が整備される現庁舎のある④街区の市有地に建て替えるのが最も合理的である。そうであるならば、枚方消防署新庁舎及び訓練施設に必要な敷地面積を⑤区域内に確保する計画に転換することは容易に可能なわけである。
枚方市役所庁舎を現在地の④街区で更新するのではなく、北河内府民センター跡地を含む⑤街区に移転する前提に固執するため、枚方消防署庁舎及び訓練施設を現在地隣接の⑤街区ではなく、約2㎞離れた現禁野小学校・旧中宮北小学校跡地への移転を提案するという「ダブル移転」のごり押しは、現在、そして将来の枚方市民にとって大きな禍根を残すのではないかと考える。現枚方消防署の隣接地である⑤街区内に必要な面積の用地を確保して、枚方消防署庁舎及び訓練施設の更新整備を行うことこそが、消防力の適正配置の観点からも、よりよい選択になるのではないか。
加えて、「浸水想定区域外である」ことを条件にされたとのことであるが、これは枚方市が旧中宮北小学校跡地を移転候補地とするために持ち出したことについて、組合側が市の意向に迎合したように見えるということを指摘しておく。
淀川堤防決壊による浸水というリスクは、100年以上にわたる琵琶湖・淀川総合治水対策によって極めて小さくされてきた。淀川堤防決壊における浸水時にはエリア一体が水没するわけですから、その対応策は全く「別次元」の問題となる。消防署本署庁舎の位置に関して、まず優先すべきリスクは地震や火災等のリスクであると考える。
枚方市は、枚方市役所の新庁舎の整備位置に関しては、⑤街区が現庁舎がある④街区よりも災害対応上も優位であるとしながら、枚方消防署本署の設置位置となると、淀川堤防決壊による⑤街区の浸水リスクを持ち出す「二枚舌」を使っている。
とにかく、いま、都合のいい場所を「流用する」といった考えではなく、市民の安全・安心を第一に考え、この先の枚方市を守り抜く消防署があるべき場所を熟考していただき、さらには防災拠点の整備に繋げていくことが、消防組合としての課題ではないかと考える。
繰り返しになるが、現枚方消防署の隣接地である⑤街区内に必要な面積の用地を確保して、枚方消防署庁舎及び訓練施設の更新・整備を行うことが消防行政にとって望ましいのであれば、それを実現する立場で枚方市と調整すべきではないか。枚方寝屋川消防組合の管理者は誰か。枚方市・市長である。同一人物である。本来なら調整可能なはずである。枚方市役所庁舎の建て替えは⑤街区でなくてもできる、というよりも、⑤街区への移転は議会で「否決」され、承認を得られなかったのであるから、計画を見直して、消防署庁舎の望ましい建て替えに舵を切るべきである。それが消防力の適正配置の観点からの管理者としての責務ではないか。
消防組合においては、あくまでも枚方市における適切な消防・救急・救助体制を確立するという立場をしっかりと持っていただき、枚方市との協議に臨んでいただきたいと強く求めておく。
◇枚方寝屋川消防組合全員協議会資料より抜粋
◇枚方市駅周辺再整備事業(④⑤街区)
◇枚方市駅周辺再整備関係資料より抜粋
※上記の内訳を担当部署に確認
(単位:㎡) | 全体面積 | ④街区 | ⑤街区 |
一般地権者 | 4,000 | 3,300 | 700 |
国 | 4,000 | 0 | 4,000 |
府 | 7,700 | 0 | 7,700 |
市 | 24,000 | 20,000 | 4,000 |
合 計 | 53,100 | 23,300 | 16,400 |
【これまでの議会での質問】
▶ 枚方市役所庁舎と枚方消防署庁舎のダブル移転案のどこが問題であるのか。「結論の押し付け」は許されません。枚方消防署の移転建替えについての質問です。12月定例月議会、一般質問の報告②です。(2024/12/13)
◇2024年8月_総務委員協議会資料
▶ 大規模災害に備えるためにも、災害対策の拠点となる市役所新庁舎は防災公園に隣接して④街区に整備し、枚方消防署新庁舎を⑤街区内で整備する連鎖的な防災まちづくりを実現すべき。市駅周辺における防災対策の推進について、質問しました。9月定例月議会、一般質問の報告④です。(2024/09/17)
▶ 大規模災害に備えることが最優先課題。まずは暮らしの安全・安心。これまでの議会での主張等をコンパクトにまとめた「私の対案」を掲載しています。(2024/04/01)
▶ 枚方市駅周辺再整備における取り組み状況について、2月21日、全員協議会が開催されました。老朽公共施設の更新は待ったなし。大規模災害に備えるということが本市の最優先課題であり、その対応拠点となる新庁舎は、防災拠点機能を持つ④街区の広大な公園・広場と隣接して整備されることが、最も合理的ではないかと訴えました。(2024/02/21)
▶ 廃止され老朽化した公共施設をすみやかに解体・撤去するとともに、市民の暮らしと活動を支え、災害時には様々な対応活動の拠点となる市庁舎を、広大な市有地に早急に建設するという選択が最も現実的で迅速な進め方ではないか。新庁舎整備についての質問です。12月定例月議会、一般質問の報告②です。(2023/12/18)
▶ 市庁舎の⑤街区移転を前提とした④街区の再整備は根本的に見直すべき。9割以上が市の土地である④街区において「必要となる上水道・下水道施設の整備」等について質問しました。6月定例月議会、一般質問の報告③です。(2023/06/26)
▶ 市民から市政を預かる重い責任を持つ市長が、フェイクとも言える数字を持ち出して再整備事業の意義を語るのは市民に対する背信行為。6月12日の全員協議会。消したアリーナの効果も算入した経済効果額を持ち出す市長の姿勢を指摘しました。(2023/06/12)